世界仰天ニュース恐ろしい菌
「ザ!世界仰天ニュース」観ましたか?
ちょっと内容が衝撃でした・・・・
2011年に起きた 「ユッケ集団食中毒事件」。
この事件ははっきりと記憶にある、当時、私達も安い焼肉屋によく行っていたから(このお店ではないが)、恐いなあ~~と思っていたし。
食中毒の原因は、肉の安全性を高めるために行われる、表面の肉を削ぎとるトリミングが行われていなかったためとみられる。
被害に合われた方のほとんどが食べていたと思われるのが、生ユッケ。
なんと、日本では生食用の肉というのは流通しておらず、加熱用の肉を殺菌のうえ店の責任で調理するのが慣例だとか・・・知らなかった。
でもこの事件では、お店側も食肉加工卸業者側も、トリミングを行っていなかったというのだから、ほんとに恐ろしい。
被害者の家族は、次男の誕生日祝いでこの焼肉店を訪れ、ユッケを父と兄弟で食べたという。
最初の症状が出たのが次男だった。
腹痛と嘔吐、頭痛、どれも風邪や胃腸炎かと勘違いするような症状だ。
医者にも行ったが、このときまだこの食中毒が蔓延していなかったことから、単なる風邪からくる胃腸炎と診断され、適切な治療が遅れた。
ほんとにこれは恐い、私も子供がこういう症状だったら、単なる風邪かと思うし、まさか食中毒とは思いもよらないだろう。
どんどん酷くなる症状の次男。父にも兄にも症状が出始める。
この腸管性出血性大腸菌O-111の恐ろしいところは、ちょっとの菌でも感染してしまうところだそうです。
ユッケを食べていなかった母の体内からも大腸菌が発見された。
次男が、ユッケを食べた箸で、母のサラダを食べた、この時に箸に着いていた菌がサラダにうつり、そのサラダを食べた母にも菌が体内に入ったと。
どんどん病状が悪化する次男を見ているのがとても辛かった。悲しかった。
誕生日祝いに家族でお肉を食べに来た、それだけのことだった、それだけの出来事だったはず、それなのに・・・なんと残酷な事件なんだろう。