すべてが自分にちょうどいい

メンタルが弱いので家にいてテレビばっかり。こんなんでいいのかと思いながら今日もダラダラ。お金も大事、仕事も大事、だけど、自分が楽しいことが一番。あと掃除とか関ジャニとか京都とか。

べっぴんさん進むべき道がある幸せ

とうとう、君枝さんの旦那さんも戦地から戻ってきた。

 

テーブルクロス作りをこれから頑張ろうとしていた矢先、旦那さんの帰還によって、君枝さんもやめるのだろう。

友達の幸せを喜ぶ反面、複雑な心境のスミレだろうなあ。

紀夫さん、どうしてるんだろう。

 

 

 

粗悪な品物を売って、その場しのぎのような商売をしている潔(高良健吾)に向かって、父の五十八(生瀬勝久)が話す。

 

「うちの商品が気に食わんのも当然や思います。こんなもんは坂東営業  部の商売やない、いう思いは、わしもゆりも持ってます。」

五十八「そやな。その場しのぎの連続や。いや、その場がしのげたらまだマシか、いつ終わってもおかしない。」

「せやけど、他に方法は無い、思います。」

五十八「そやろか。」

「この状況のなか、おとうさんならどないするんですか。」

五十八「わしやったら、保証をつける。」

「えっ・・」

五十八「これはええもんやと、ほんまに自分で言えるもんしか売らん。そして信用を得る。

焦るな。

急がば回れ

それが、商売の、いや、人生の基本や!」

 

 

私も普段から焦っている。早く結果が出したくて、見たくて、焦ってばっかり。そしてどれも長続きしない・・・「急がば回れ」か。

 

 

生瀬さんは、目で演技をする役者だねえ、目が物を言う。

目を見れば何を思っているか、何が言いたいのかが分かる、そんな目をしている。

 

 

それでも、みな、前を向いて歩いていくしかないのです。

 

スミレも、この先一人になろうと、前に進んでいこうとしているのです。

 

 

最後の菅野美穂母さんの語りがいい。

 

 

『いろいろあっても前に進まなければ、何も始まりません。その進むべき道があること自体が、幸せなのです。』

 

進むべき道がある、先がある。

希望がある。

人は希望がないと、生きられないのかもしれません。