運命に、似た恋美しい涙とえっあの人がこんなところに!
謎が解けてきている、「運命に、似た恋」
ネタバレありますので、まだ観ていない方は、観てからのほうがいいかと思います。
相変わらす、マホからの嫌がらせの応酬であります。
恐ろしいまでの、ユーリへの執着だ。
愛情の裏返しの憎しみで心がいっぱいになっているのか・・・
憎しみいっぱいの彼女の顔が怖い。
イラつくユーリと喧嘩をしたカスミ。
何かを隠している(ような)ユーリに、はっきりと聞けないカスミ、それが二人の関係を壊してしまうような予感があるのだろう。
上手くいかない関係に落ち込み、ひとりカフェでたたずむカスミ。
そんなカスミを見つけ近づくマホ。
ひと目でユーリとうまくいってないのだと気付き、その目が意地悪く光る。
マホ「ユーリと一緒じゃないの~?ひとりで飲んでるってことは、うまくいってないの~?・・・・・あいつ、しぬよ」
カスミ「へっ?」
マホ「知ってんでしょ、からだ。今度再発したら確実にしぬよね~」
意地悪魔女は目をギンギン光らせて、これみよがしに言ってのけた。
うつむくカスミ。
何も言えないカスミ。
その時の、カスミの頬をつたう、ひと筋の涙の美しいこと!!
その涙を見て、その美しい涙に圧倒されたのか、
マホは「ばかみたい」とつぶやいて、去る。
この役は、原田知世しか出来ないのだなと深く感じた。
マホは、あの人になりたかったのだ。
あの人とは、カスミさん。
マホはカイチに言う。
「出会いって一度だけだよね。一度出会ったらもう二度と出会え直せない。カスミさんになって、ユーリにもう一度出会い直したいなあ・・・」
マホもまたユーリを激しく愛しているのだ、でもその愛し方が分からないのかもしれない。
ユーリには秘密がありすぎる。
深見との関係や、アムロとのその後のこと。
カスミの事をなぜ知っていたのかの謎は解けたけど、どうして生きることを諦めるのか。
わたしの嫌いな病気オチだけど、最後は明るい未来のある終わり方にして欲しい・・・
余談です。意外な人が出演していたのだ。雑誌の編集長の役の人。松田洋冶さん。昔のドラマ版「家族ゲーム」に出ていた。よくドラマで変わった学生の役やってたなあ。最近お見かけしないと思ってたけど、舞台や専門学校の講師なんかしていらっしゃるようで。懐かしかった。