すべてが自分にちょうどいい

メンタルが弱いので家にいてテレビばっかり。こんなんでいいのかと思いながら今日もダラダラ。お金も大事、仕事も大事、だけど、自分が楽しいことが一番。あと掃除とか関ジャニとか京都とか。

べっぴんさん頑なな明美さんの心を溶かしたものは

明美さんって、看護師やっている時、流暢な英語で外人と話してなかったっけ・・・?

ビジネス英語だと専門的な英語でも使うのでしょうか。

発音もたどたどしいし、あれ??って感じ。

 

みなに、ガッカリされてさぞ落ち込んだことでしょう。

 

もともとプライド高いけど、お嬢様育ちの三人に引けめを感じている明美さん。

いつも自分だけ疎外感を感じているのかもしれない。

 

ゆりに英語を習わないかと、スミレに言われても、「仕事せなね」と頑なに心を閉ざす。

 

あ~~~あ、この人も損する性格してる。

私もこういう傾向にあるから分かるんだけど、拗ね癖(すねぐせ)っていうんでしょうかね。

なんだか物事が思い通りにいかなくて、周りが気を使って声をかけてくれても、頑なにそれを拒否る、みたいな行動・・・

取ってしまうんだよね。

 

いかんよ、明美さん。

そういう時は素直に、「ありがとう!私も英語もっと勉強したかったんよ」と明るく受け入れなくちゃ。

でもそれが出来れば、もっと皆とも打ち解けているよね。

 

 

でもさすが!姉のゆり登場。

 

頑なな明美さんの心を動かした。

ゆり「スミレから明美さんに英語教えて欲しい言われてそのままになってるから。どうなったの?」

明美「それは、スミレちゃんには断りました」

ゆり「なんで?」

明美「向いてない思うんで」

ゆり「なにに?」

黙る明美さん。

ゆり「別に、私はあなたが英語を習っても習わなくてもどっちでもいいのやけど・・・そやけど、ひとこと言わせてもらうと。あなたの自意識はいらない自意識やと思うわ。おおかた人前で恥をかいてしまって、もう傷つきたくない、そんなところでしょ」

明美「なんで・・・?だれが・・」

ゆり「誰に聞かなくても、あなたを見れば分かるわよ、私も勉強してきたんやから。どれだけ恥をかいたか、どれだけ笑われたか。でもそこを乗り越えなければ一生中途半端なままよ。せっかく今までやってきたことも水の泡。ほんとにいいの? 手に入れたいものがあるなら、絶対に手に入れる気持ちでやらないと!なりふり構わず一生懸命に!」

 

 

いいこと言うなあ、ゆりお姉ちゃんは。

 

 

ここでも、麻田さんの言葉がやっぱりいいんだよなあ。

 

明美ちゃんに聞きたいことがあると切り出す麻田さん。

麻田「もし・・・もしここが無うなったら」

明美「ここ、閉めるの?」

麻田「いやいや、いずれは、の話しです。わたしのからだが動かんようなって、うまいこと作れんようなったら・・・」

明美「びっくりさせんとってよ。」

麻田「それでもいずれはおとずれるんでっせ、そないな日も」

明美さんの英語の本を渡す麻田さん。

麻田「頼れるのは・・・自分だけやから」

 

この言葉で明美さんの何かが吹っ切れたんだろうな。

へんなプライドや、意固地になっている自分はこれから必要ない。

この先、結婚しても、ずっとひとりでも結局頼れるのは自分だけ、自分の能力だけ。

かけてみよう自分に。

 

次の日、スミレに「ゆりさんに英語習いたいと思う」そんな明美さんの決意の表れだった。

 

竹を割ったような性格のゆりだからこそ、明美さんの頑なな心を溶かしたのかも。

 

ゆりに英語を話している明美さんはいつになく生き生きとして見える。

 

菅野美穂母さんの語り

『たったひとりでは踏み出すのが難しい最初の一歩も、ほんのちょっと背中を押してくれる誰かがいることで、その道をゆくことが出来るのです。』

 

素直な心が、前に進む道へと導いてくれるのかも。

頑固ではあきませんね。

 

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