すべてが自分にちょうどいい

メンタルが弱いので家にいてテレビばっかり。こんなんでいいのかと思いながら今日もダラダラ。お金も大事、仕事も大事、だけど、自分が楽しいことが一番。あと掃除とか関ジャニとか京都とか。

お母さん、娘をやめていいですか優しい言葉で誘い出す恐ろしい母

『ババア、しね!!』

 

母親に向かって言う言葉では無い、でも母親に対して一瞬でもこんな気持ちを持った人は、自立していけるような気がする。

 

母に対して、一度もこんな気持ちを持ったことがない美月だからこそ、なかなか母親から離れられないのであろう。

 

 

礼美の母親と美月の母親は全く逆のタイプだが、やっていることは同じ、自分の子供を支配することを愛だと勘違いしている。

 

反抗期が無い子供はダメだというが、美月は今まで一度も反抗したことがない。

こんなにこじれていても、母に対して優しい態度は変わらないものね。

 

拒否していても口調は優しいし。

 

松島さんは辛抱強いねえ、相当美月のこと好きなのかな。

この人も母親との確執があるのだ。

この人も美月に対して劣等感があるのかもね。

美月と母親の仲のいい関係が羨ましいと思っていたんだし。

 

それもあって近づいたのだろう、最初は。

 

あの新築の家、もう必要無いのでは・・・

 

 

そもそも顕子が美月と一生一緒に住むためのものだったんだし。

 

 

礼美のところに行った美月。

入院している母親が戻ってきたときに、何を話したらいいか分からないと言う礼美。

 

もう前とは違う気がする、と。

 

礼美「『ババア、しね』って言っちゃったし」と。

美月「本心じゃないのはお母様も分かっているから」と言う。

礼美「綺麗ごと言わないでよ、先生。わたし、ほんとに思ったんだよ、一瞬・・・ひどいよねえ、親なのに」

 

これは本当の言葉だね。

親だからこそ、そういう気持ちになる、

愛と憎しみは紙一重とか言うし。

近い関係だからこそ余計憎しみも強くなる。

 

美月は一回もそういう気持ちを持ったことがない。

だから自立できないんだね。

 

 

「私の娘なのよ!!」

 

この言葉でいままでずっと娘を支配していたのであろう。

 

父(寺脇康文)も退職して、新しい一歩を踏み出した(なんだか海外に行きそうじゃない?)

 

 

ただただ娘が可愛かった、愛していただけなのに、どこから間違ったのかな、そんな気持ちだろうね。

 

引渡しの日も近いのに、全く引越しの準備をしていない顕子が心配・・・

 

左手を頬に当てるしぐさの母顕子、やっぱり反省なんかしてなかったのね。

 

引渡しの日に新居で再会する母娘。

 

はしゃぐ顕子。

 

みっちゃんを部屋に誘い出す顕子が、まるでサスペンスドラマのようで怖かった。

 

監禁されるんじゃないかとドキドキしたわ。

 

昔二人でよく遊んだおままごとごっこ。

 

なぜか母親役が美月で、娘役が顕子。

 

『ねえ、ママホットケーキ焼いて~~』

なんて、あの頃に戻ったようにはしゃぐ顕子。

 

昔から、母親役はみっちゃんだったんだね。

 

顕子は娘におもりをさせて面倒みてもらっていたんだね。

 

もうそろそろ娘を開放させてあげないとね。

 

みっちゃんが母親からの自立じゃなくて、顕子が娘からの自立。

 

「みっちゃんは結婚なんかしなくていいの、ここでママと一緒に暮らしましょ、それが一番幸せになるの、なんでも言って分かり合えるのは結局母娘しかないのよ」

 

我慢しているのは娘だけ。

 

 

娘に嫉妬していることに気付いた母。

 

娘が、自分で幸せになることが気にいらない。

 

”本当のみっちゃん”ってなんだろう。

 

それは、ただ「母親にとって、自分に都合のいいみっちゃん」なんだろう。

 

自分がつくりあげた、都合のいい娘のすがた。

 

「昔から、言うとおりにしてればママは嬉しそうだった、

私が自分で幸せになるのが嫌だったんでしょ」

 

 

「ママ、娘をやめていいですか?」

 

 

ここでタイトルがきたね。

とうとう言えたね、みっちゃん。

 

 

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