すべてが自分にちょうどいい

メンタルが弱いので家にいてテレビばっかり。こんなんでいいのかと思いながら今日もダラダラ。お金も大事、仕事も大事、だけど、自分が楽しいことが一番。あと掃除とか関ジャニとか京都とか。

ごちそうさん、こんな辛いことってあるのかな

出征を控えた泰助のために、柿の葉寿司の作り方を教えて欲しいと、和枝に頼む、め以子。

 

普段はいけずだけど、いざとなったらやっぱり頼りになる人。

 

和枝は、柿の葉の変わりに、笹の葉とい草を使ってお寿司を作る。

 

また、このお寿司が美味しそうなこと!

 

嬉しそうにお寿司をほおばる泰助を見て、め以子は涙を流す。

そんな二人を見て、(普段は怖いのに)和枝も涙をこらえているように見えた。

 

そして私も涙を流す・・・

 

 

最後の夜、

ふとんに入っても眠れない泰助とめ以子。

 

め以子が、

ほんまは、会うときたい人おったんちゃうの?」と聞く。

 

泰助「お母さん、僕な、遅かれ早かれこうなるやろなあ、と思ってて、もし、死ぬとしたら、最後に誰を守りたいやろうと思ったら、それは、お母さんやった。

 

起き上がるめ以子。

お母ちゃん、あんたに何かしてやれたんかいなあ?

 

泰助「お母さんは一番大事なこと教えてくれたで。

生きてる、いうことは、生かされてきとる、いうことなんやて。

僕は命の犠牲の上に成り立った、命のかたまりなんやて。

せやから、僕の命は擦り切れるまで使いたいて思てた。

僕、やりたいこといっぱいあるんや。また野球やりたいし、お酒も飲んでみたい。誰かをアホみたいに好きになってみたい・・・

僕は、僕にそれを許さんかったこの時代を、絶対に許さへん!

僕はこの国を変えてやりたい!

せやから、這ってでも帰ってくるさかい、生き返らせてや。

あそこで、また、みんなでご飯食べさせてな」

 

泣く泰助を抱きしめるめ以子。

 

まかせとき!まかせとき!

 

 

 

次の日、泰助は出征した。

 

 

立派に見送れたことを、和枝に感謝するめ以子。

和枝は

「ま、日本中の女がやっとるこっちゃ」

 

冷たいようだけど、あたたかい言葉。

辛いのは自分だけじゃないのよ、頑張りなさいって聞こえる。

ほんとに頼れるあったかい人なのよね。

 

この時代、何人の母親や恋人・妻が、男を戦争へと見送ったのだろう。

もう二度と会えなくなるかもしれない。

こんな悲しいことあるかな・・・

 

 

畑に行くめ以子。

 

こんなときにやることがあるってありがたい。

とにかく、からだを動かして、その時その時のやることに集中していれば、気がまぎれるのかもしれない。

 

でも、

そのあと、

め以子にとって最大の試練が待っていた・・・

 

悲しい知らせ。

活男の戦死の知らせ。

 

涙も流さず、呆然と茶かゆをすするめ以子に、泣けた。

 

ただただ、悲しい、辛い。

 

今日は最初から最後まで泣き通しだった。

 

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