お母さん、娘をやめていいですか、人形の家
いよいよ、最終回。
娘をやめていいですか?と、やっと母に言えた美月。
でも、
「私を見捨てるなら殺して」という最終兵器のような母の言葉で、美月はまたも折れる。
自分を無くして、今まで通りの、母の言うとおり思うとおりの”良い子”でいれば、母は幸せになる。
嫌いなスムージーも飲むし、趣味の違うコーヒーカップも選ぶ、カーテンも洋服も自分好みではないけど、仕方ない・・・
これが一番楽な方法だもんね、
母と闘う、自分と闘う、なんて辛いものね。
でも、松島さんのおかげで、また自分を取り戻す美月。
やっぱり嫌なものは嫌、自分の人生は自分で決めていきたい。
どうしても、スムージーは嫌いなのだ。
あ、松島さんの母親役で増田恵子出ていたね、すごく歳取ったように見えた。ケイちゃんが自転車に乗っている、新鮮だった・・・
でも、
今回はやたら取っ組み合いのシーンが多かったね。
仲良しこよしで来た母娘が、お互いを分かり合うのには、これくらいのバトルが必要なのかな。
なんか最後まで可愛げのないクラスの生徒達だったな(後藤さんもしかり)
後藤さんも、母と別れる選択をした。
松島さんも、母の思い(未練かな)と別れられた。
美月も決めないとね。
母親を捨てる、決意。
これからは、本当に自分の好きなものを選ぶ、自分のしたいことをする。
初めての母娘けんか。
激しいバトル。
自分の言いたいことを全部言えた美月。
倒れる人形。
泣きつかれて倒れる二人・・・・
「ママね・・・・本当はスムージー、そんなに好きじゃない」
けんかして、殴り合って、言いたいこといって、スッキリした母娘。
まるで、子供同士のけんかみたいだった。
これで、本当に分かり合えたのかどうか、分からないけど、誰でも他人を(娘でも)自分の思うとおりにすることは出来ないんだ、って少しは思ったかな、顕子さんは。
インドネシアに行く夫に、着いて行く決心をした顕子には驚いたけど、吹っ切れたのかな。
もう娘の事に執着するのは止めて、自分も自分の人生を歩かなければって思ったのかな。
人形も引き取ってもらって、家も売る。
なんか、かなり吹っ切ったね。思い切ったらやる、顕子さんもなかなかすぱっとした性格だったんだね。
「大事に大事に育ててきて、離れたほうが喜ばれる、母親なんてばかばかしいものね。もうや~~めた!!みっちゃんが娘をやめる前に、ママがママをやめるわ!」
最後の空港に行く顕子の服装も、変化があったね。
いつものヒラヒラじゃなくて。
顕子もまた、
母親とはこういうものだ、という変な思い込みに縛られていたのかな。
顕子も、母との思いを捨てられるといいな。
なんだか、母親って悲しいな・・・
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
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