すべてが自分にちょうどいい

メンタルが弱いので家にいてテレビばっかり。こんなんでいいのかと思いながら今日もダラダラ。お金も大事、仕事も大事、だけど、自分が楽しいことが一番。あと掃除とか関ジャニとか京都とか。

『もっと、やめてみた』”考え”を変えるより”行動”を変える

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『もっと、やめてみた。』 わたなべぽん

 

 

「こうあるべき」に囚われなくなる暮らし方、考え方。やめてみたら、新しく始められることが増えました。

この本は”やめてみる”がテーマです
”やめてみる”ことで面倒や無駄が減ったり心が軽くなったりするとともに
実は新たに”自分に合った何か”が始まっている!という暮らしや心の変化を描こうと思いました

                   **本文より引用

 

「やめてみた」の第二弾ですね。

 

ビニール傘やプチプラアクセなど、ついついその場の必要性や気分やノリで買ってしまうもの。安いからこそ、まあいっか、と買ってしまう。でも結局、そういうものって、すごく気に入って買ったものじゃないから大事にしない。

そういうものをやめる、やめてみる。ビニール傘なら、お天気を気にして、気に入った傘を買い、傘を持ち歩く癖をつける。折りたたみ傘を持ち歩く習慣をつける。プチプラアクセも、本当に気に入ったものだけを買う。結果、雨の日が前より好きになったり、大事なアクセサリーを大切に扱うようになったり。


日常生活で当たり前だと思っていた知らず知らずの習慣を、”やめてみる”ことで新しい出会いや自分を発見する。そういうことを分かりやすく可愛いイラストで読みやすく描いてあるマンガです。

 

わたしは、第二章の、「人間関係で、やめてみた」がとても共感できて参考になりました。


人見知りで友人の少ない著者は、人見知りが周囲にバレるのが嫌でついその場しのぎのいい顔をして頑張って明るく振る舞ってしまう。

でもそれって、人に気を使って周りを和ませていると思っているけど、結局、「自分のことばかり考えている」ということに気付く。

人と話すとき、常に、変な人と思われないように、とか、バカにされないように、とか、暗い人と思われないように、とか、相手から自分がどう見えるかばっかり気にしているってこと。

それって相手のことを考えてないし、自分もその場を楽しもうと思えなかった、と。

 

 

これは私もいつものことです。相手と沈黙にならないように、面白いこと言わなきゃ、盛り上げなきゃ、とか、相手のために気を使っているようで、頭の中は”自分のこと”ばっかりなんです。

 

基本、人に好かれると思ってないから、何かを始めるにしても、その中に馴染めるかな、とか、友達出来るかな、とか、一人ぼっちにならないかな、とか、嫌われないかな、とか……そんな想像ばっかりで。だからなかなか一歩前に踏み出せない。

 

そりゃあ、人付き合いも疲れるはず。

 

著者は、無理に友達を作ろうとするのをやめた。無理に友達を作ろうとしなければ、いい人に思われなきゃと思うことも減り、今までより気楽に「その場を楽しめる」ようになった、とか。

 

これだよね、「その場を楽しむ」。でもそうは思っていても、長年の悪い癖はなかなか切り替わらないものだから。

 

「そっかあ、無理に友達にならなくてもいいのか、たとえ一人で黙っていても、その場を楽しめばいいのね。」


って、そんなハードル高いわ〜〜。でも、人のことを気にし過ぎる癖を減らしてみたら、ちょっとは落ち着いて周りを見られるかな。

 

 

そのほか、イベントブルーのことも描いていた。イベントや人に会う約束はしたけど、その日が段々近づいてくると憂鬱になる、という症候群。これはわりと皆あるのでは。

約束した時は「よーし、楽しみ!」とかなのに、その日が近づいてきたら、面倒になってくる。その日、皆を楽しませることが出来るか、なんていらないプレッシャーがあったり。やはりみんな、人に気を使いすぎているのかも、です。


あと、歯の治療の章もなかなか自分に当てはまることもあった。人のせいにして自分を正当化してしまうところ、とか。つまり、自分の気持ちや行動を変えることで、自力で幸せを見つけることが、ほんとうの自立になるのかもしれない、と著者はいっています。

 

 

読みやすく、かといって押し付けもない。でも、そうかそんな風に考えられたら楽になるかもな〜〜なんてちょっと思える本です。

 

最近、小説を読むと、軽くめまいというか頭がクラクラしてくるので、マンガなら読める。だからマンガ比率が高くなっているのだ。

 

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