僕たちがやりました、最終回なんとも言えません・・・
コンサート会場で自首の告白をしたトビオ達だったけど、輪島たち一味に拉致され、結局何も無かったことにされてしまう。
パイセンだけがころされて、あとの3人は10秒以内に消えろ、と。
真っ先に逃げるマル。”そして父になる”、伊佐美も。
トビオは、いま逃げたって何も変わらないんだ、とその場を動かない。
マルは部室に隠してあったパイセンから貰ったお金を、
伊佐美は今宵を、
それぞれ自分が一番大切なもののところに帰っていった。
トビオは、パイセンを連れて逃げようとしたけど、足が痺れて走れないパイセン(笑)だけど、輪島の息子(義理の兄弟?)を刺してしまう。
『俺らはただ楽しく生きたかっただけや!』
最初は正当防衛だよな、と思ったけど、明らかにさついを持って刺したパイセン。この時の鬼気迫る演技良かったよ、今野さん。
しかしまさかパイセンが人をころすとは・・・どうなっちゃうのよ〜〜。
ここで、いまさら三浦翔平刑事登場、で、パイセン即逮捕。
輪島らが手を回し、ネットで流した動画も消され、トビオらは巻き込まれただけ、ということに。パイセンだけが逮捕。
またしても、罪を償うことが出来ないトビオ。
そして、トビオは、マスコミがいっぱい集まっている凡下高校の屋上で、爆破事件は俺たちがやったことなんだ、と叫ぶ。
最初は遊び半分で、ちょっと驚かすために爆弾を仕掛けたイタズラだった。なのにこんなことになって、軽いイタズラのつもりだったのに。何人も犠牲者が出て、でも罪を認めるのが怖くて、黙ってるのも怖くて、ただ怖くて、すげえ怖くて。生きてるのが苦しかった、でもしぬことも出来なくて。こんな俺でもあいつは、市橋は、最高の友達と言ってくれた、おれは最低最悪のゴミ野郎・・・・
やはり市橋のことがこたえてるんだなあ。
まあ他にもたくさん犠牲者はいるわけで。罪を認めて償いたいのに、(輪島に)無かったことにされてしまう。どうしたら自分の罪が消えるのか、この罪悪感が消えるのか、この苦しみから逃れられるのか。遊び半分でやったかもしれないけど、人の命が関わってるからねえ・・・一生苦しむことになるのかなあ・・・
いきなりの10年後・・・
トビオはミネラルウォーターの会社で働いている、が、ネットに流れている爆破事件のことで、本人だとバレてしまい、会社をクビ。
職場を何件も変わっているのかもしれないな。
そんな時、パイセンから電話。
仮出所したらしい。
マルも伊佐美も集合。
10年で出てこられたのか、まあ相手も相手だからねえ。
伊佐美は今宵と結婚して、今は子供二人。
マルはキャバクラのオーナー、しかしその軍資金はパイセンの金やん。
まさかのパイセン、芸人志望・・・・
集まったけど、盛り上がらないまま、伊佐美もマルも帰った。
一文無しになったパイセンには用は無いってか。
パイセン「10人ころして親父に愛されてないこと知って、義理の兄弟ころして服役した俺の中に、いま何が残ってるか考えたらお笑いだけや(??)。トビオ、おまえにはいま何が残ってる?」
トビオ「俺の中に残ってるのは、時々、”しにたくなる自分”です」
パイセン「でもたまに、しにたくなるのがおまえが生きてる証拠や」
伊佐美っていまだに毎年、爆破事件の被害者家族に挨拶行ってるんだ。伊佐美は伊佐美で苦しんでいる。やはり罪の意識は消えてないんだ。
マルだけだな、おかしいのは。そもそも爆破事件のきっかけを作ったのはマルなのに。マルに反省とか後悔はあったのか。
映画化されたほうが良かったように思うなあ。テレビでやるドラマじゃない気がする。
トビオはいまだに市橋の幻覚に苦しみ罪の意識は消えていない。
なんかマジで後味の悪さだけ残ったな~~。
結局、輪島は逮捕されてないみたいだし。
蓮子は蓮子で違う道か、妊娠中か。蓮子イコール市橋だもんね、無理だわな。
トビオにとって、普通の生活、いままで何気に過ごしてきた”そこそこの人生”は、もう二度と訪れない(だろう)。普通の生活、普通の幸せ。それこそが人間にとって”最高の人生”だったのに。
『生きる、生き続けなきゃ!』
トビオの心の声が響く。
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