ワイドナショー、アカデミー賞辻一弘さんに学ぶべきこと
今回のゲスト、
第90回アカデミー賞で、日本人初となるメイクアップ&へアメイク賞を受賞した辻一弘さん。
受賞した映画は『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』。
主人公のチャーチルを演じたゲイリー・オールドマンを大変身させた。この映画のチャーチルを見たけど、ゲイリー・オールドマンと気付かなかったよ~~!それくらい素晴らしいメイクアップ。
ゲイリー・オールドマンといえば、『シド・アンド・ナンシー』とか『レオン』や『ハンニバル』なんかの、エキセントリックな役のイメージが強い。イヤ~~な悪役、後味の悪い役が多い、でもなんでか魅力的なんだよね。すごく好きな俳優さんのひとり。そういえば、『ハリー・ポッター』のシリウス・ブラックも彼だったな。
今回のアカデミー賞では、主演男優賞も受賞している。
で、辻さんのこと。
彼は、京都出身とのこと。高校生の頃、映画雑誌で、ディック・スミスによる特殊メイクでリンカーン大統領そっくりになった役者を見て衝撃を受けた。すぐにリンカーンの写真を取り寄せて、鏡を見ながら自分の顔をリンカーンそっくりにメイクし、それを写真に取り学校の先生に見せたところ、『お前すごいやないか!』となり・・・
その写真と手紙を、ディック・スミスに送ったところ、10日ほどして返事が返ってきた。メイクの勉強をするには、いい学校がない。だから独学で勉強するのがよい。そして自分でメイクした写真を(自分に)送ってくれたら指導してあげる、と。
そこから、徐々に仕事になりだして、1996年に単身渡米。
過去2回のアカデミー賞ノミネートされるも受賞ならず。
その後、俳優さん達のわがままや、スポンサーやディレクターの注文などに応えることに嫌気がさし、現代美術の分野に転向していた。
今回、ゲイリ-・オールドマンからオファーを受けて特殊メイクを担当し、今回の受賞となった。
彼が言うには、
成功するためには、
「人の言うことを聞くな」
「10年は続けろ」
だそうです。
人の言うことをいちいち聞いていたら、自分の本当にやりたいことが分からなくなる。
そして、最低10年は続けなさい。10年やってみないと分からない、と。
この言葉は、ず~~~んときた。
いつも中途半端で終わる自分には、重い言葉になっています。
この言葉は、娘にも伝えました。娘も「勉強になるなあ」と感銘を受けていた。
何事かを成し遂げる人って、信念だとか強い意思だとかもあると思うけど(もちろん才能も)、もっと単純で実は誰にでも出来ることをやり続けているのかもしれない。そして、それこそが、いちばん重要なことなのかも。
辻さんってきさくでいい人。めちゃくちゃ好感度上がってます。
そして、肌が綺麗なのよ。ツルツル。やはりメイクも上手なんだろか。
2020年の東京オリンピックの時に何か個展とかやるような計画ももう出ているとか。これからもっと活躍するのでしょうね。
**今回録画を忘れて自分の記憶のみで記事を書いてしまったので、微妙なニュアンス違いがあるかも、です。ご了承を願います。
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