極上の孤独とは、上から目線の孤独ですね
前にも書いたかもですが、
わたくし、ある資格を取るために勉強しておりまして。まあ体調悪化の原因の一つに、その勉強のプレッシャーもあったりで。
自分のことを完全主義だなんて思ったこと無かったけど、仕事も家事も勉強も、やらなきゃいけない!と考えて(考えただけで)何もせず疲れてしまう、のは間違った"完全主義"なんだろう。←違うか
大好きだった読書も、
『今はそんなことしてるバアイじゃないでしょ』と、自戒して控えていた。テレビは観てるくせにね・・・(;ω;)
本屋でも、読みたい新刊があっても立ち読み、速読、結末だけチラ見という最悪の読み方をしていたり。
でも最近、好きなことして何が悪い、と思うようになった。
で、ボチボチとまた本を読んでいる。
本屋でもよくみる「極上の孤独」下重暁子著。『孤独ほど贅沢で愉快なものない』
想像していた内容とは少し違っていた。
ネットの感想では、
『東京の一等地に住み、裕福で、別荘があり、伴侶がいて仕事を持っている、こういう人に孤独を語ってほしくない』みたいなことを書いている人がいた。
ナットク・・・
「アナウンサー時代も、わたしはほかの女子アナとはつるまず、常に孤高でいて、書くことが好きだったことが認められて、徐々に作家の仕事をするようになっていった。」
なんだか、常に"上から"なんだよね。
独りでいることを楽しめる人には憧れがある。
なにかしたいことがあって、(ひとりで)勢いで始めるけど、いざ始めてみたら、"やりたいこと"に集中するよりも、周りが気になって、話しかけず話しかけられずで友達が出来ず、ひとりで行ってひとりで帰る、ということに耐えきれず、結局、辞める、ということを繰り返してきた。
だから、この著者の言いたいことは分かる。孤独に強い人、楽しめる人になりなさい、と。
わたしの理想は、みんなでも楽しめる、独りでも楽しめる、なんだ。
みんないつかは独りになる。まあ夫婦ならどっちが先か・・ってことか。
今から独りになる練習してどうなるのか。いつかは独りになるんだし、しぬのは絶対に独りきりなんだから。
極上の孤独、って、
カツカツのサラリーマン家庭で、精神的に弱くて人嫌いの専業主婦のワタシ、とはあまりにも違いすぎて、
全然説得力が無かった、だけなんだ。
さんざん悪く言っちゃったけど、
いい本には違いない。人によります←最近こればっかり。
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