本を読めば・・・
図書館で読んだ雑誌のバックナンバー。読書の特集だったかな。
いろんな本を紹介されていて、ああまだまだ読みたい本は際限なくあるんだなあ、と。
内藤陳さんのことを紹介していた。
内藤陳さんて、俳優さんだと思っていたけど、元々はコメディアンだったんだ。
内藤陳とは、
日本のコメディアン、俳優、書評家(ただし、自身は「“面白本のオススメ屋”」とコメント。本名の読み方は「ないとう のぶる」。日本大学芸術学部中退。
Wikipediaより引用
2011年にお亡くなりになっていた。
わたしは何を見てその人の存在を知ったのか記憶に無いが、個性的な俳優、というイメージがある。
相当な読書家で、1日に2冊は読んでいたとか。部屋の写真が載っていた。部屋中に高く無造作に積み上げられた本、本、本。まさに本の山の中に住んでいるよう。
陳さんが言っていた言葉が胸にドスンときた。
『金がなくても、本を読めばどこへでも行ける』
内藤陳
本の中に入り込めば、しばしの淋しさや不安を忘れる。
それはいっときのことで、現実に戻れば、またいつものつまらないことで、一喜一憂する弱い自分と向き合わなければならない。
それでも、本の中ではどこへでも行けるのだ。
自由になれるのだ。
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