母になる⑦、エリカ様とうとうバトる
「母になる」
[ あらすじ]
麻子(小池栄子)と話し合うため、一緒に食事をする場を設けた結衣(沢尻エリカ)。 同じ母親としてわかりあいたいという結衣を木野(中島裕翔)は心配するが、陽一(藤木直人)と広(道枝駿佑)を釣りに送り出した後、麻子を家に迎える。
麻子は、里恵(風吹ジュン)から結衣達が今までどれだけ苦労をしたかを聞かされ、低姿勢で謝罪する。結衣も麻子の身に起こったことを考えると責める気持ちはないと、謝罪をうけいれる。しかしその場がうまくおさまるかと思ったその時、無意識に発した結衣の一言で、麻子の態度は豹変し、壮絶な戦いへ。
一方、二人の間に立ち会っていた莉沙子(板谷由夏)も、悩みを抱えていた。西原教授(浅野和之)から、自分が母の代わりをやるので母親業をやめていいと宣言されたのだ。思う存分仕事をしていいと言われ戸惑う莉沙子だったが…。
そんな中、広達と一緒に釣りに行った木野は、柏崎オートで意外な人物と運命的に再会する。
つらつら感想…
門倉麻子と対峙した結衣。
わかり合いたい、という結衣。
つまり、コウの母親は私だと宣言するのね。
揉めたくない、これからの関係をきっちりしたい、立場をきっちり分けたい。
私とコウの関係はうまくいってるから大丈夫です、もう大丈夫、だからほっといて下さい、
ということだね、もう関わらなくていいです、と。
そらそうだわ……
普通は、訴えられてもおかしくないし、
もう2度と来るな!の一喝で終わる。
まあコウの気持ちがねえ……
心から謝る門倉麻子だけど。
でも結衣の一言で態度を一変させる。
『子供が欲しいのに出来なくてかわいそうに』
おいおい、何気にすんごいきついこと言ったね、地雷を踏んでしまった結衣。
ここから本音のぶちまけあいが始まる。
門倉麻子『ああ、(結衣が)かわいそうだなって、そっちも、私が子供が出来なくてかわいそうって言ったじゃないですか!』
門倉麻子の反撃だけど、おいおい勝手に連れ去ったのはあなただからね。
結衣『待って、いいから座って!座りなさいよ!』
このときの沢尻エリカめちゃ怖かった!
いつもの控えめで大人しい結衣ちゃんじゃなくて、エリカさまが出た瞬間だった。
門倉麻子『わたしの育て方が良かったから、わたしが厳しく育てたから、あの子がちゃんとしている。
わたしの方があなたより母親として相応しいと思ってます。掃除も洗濯もちゃんと出来る、全部わたしがしつけた。あなたは甘やかして何もさせないかもしれないけど』
育ての母か、産みの母か。
結衣『あなたは犯罪者よ!』
ようやく本音が出た結衣。
門倉麻子『子育てをしていてなにが嬉しかったと思いますか?あの子がいることでもう誰からも子供産まないんですか?いつになったら子供産むの?もう誰からも何も言われなくなったこと、あの子を手に入れたことでわたしは初めて自由を手に入れたんです』
そのセリフは、本音とはいえ言っちゃいけないよね。あまりにも身勝手な…じゃあ、目の前にたまたまいたのがコウだった、誰でも良かったのね、となるし。
結衣『可愛かった?9年前、あなたの隣の空き部屋にいた3歳のコウは?
わたしが産んだのよ、わたしのお腹のなかにいたの。あなたは分かってない。あなたがコウを抱きしめていた頃、わたしがその時思っていたことは、たった一つ、コウが生きていますように。あなだが誰からも何も言われなくて嬉しがっていた頃、わたしは誰に何を言われようとどうでも良かった、コウが生きてますように、母親だから、あの子が生きてることだけを願ってた!』
すごい長セリフ、
長いシーン、
今回は泣いたわ〜〜。
小池栄子はオンナとして、
コウを必要だったのか。
それであれば、あまりにも沢尻エリカがかわいそうだ。
これは沢尻エリカの好感度を上げるためのドラマか、と思うくらい沢尻エリカに対して同情できるドラマだな。
それくらい門倉麻子の悪役プリがいい。
ここにきて、木野さんの過去が出てきた。
大塚寧々の登場、ネグレクトの母親なのか。
(それにしても老けたな)
また一つ問題登場だね。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
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