鳥獣戯画ゆかりの寺へ~高山寺・西明寺・神護寺
久しぶりの京都の寺めぐり。
京都タワーも青空に映えて綺麗。
JR京都駅から、JRバスで”周山行き”バス「栂ノ尾(とがのお)」で降りる。窓口で、「高山寺に行きたい」と言えば親切に案内してくれます。地図付きの一日乗車券800円がお得です。
バスには1時間弱くらい乗ります。山を登っていくのでバスは結構揺れます。
紅葉の季節はすごい混むらしいですが、今の時期閑散としていて、バスもガラ空きでした。
栂ノ尾、到着。とりあえず腹ごなし。
バス停近くの食堂へ。
旦那は、天ざるそば。
私は、山菜うどん。だしが薄味で美味しかった!
バス停から徒歩ですぐ、「裏参道」に出ます。
表参道は少し距離があったので、今回は裏からのぼりました。
結構なのぼり階段。でも木陰で風が吹いたら涼しい。気持ちの良い風。
もともと、ここに境内があったのでしょうか・・・
観光客もほとんど居ないので、のんびりとしたいい感じ。オンシーズンで混み混みがあまり好きじゃないので、この雰囲気、好きです。
結構敷地は広いです。
ようやく、到着。 高山寺 石水院。
拝観料 大人600円。ようやく行きたかったお寺に着きました。
ここで、高山寺について。
創建は、寺伝によると奈良時代末の宝亀五年(774)に光仁天皇の勅願によって開かれ「神願寺都賀尾坊」と称したと伝わる。高山寺中興開祖である明恵上人(みょうえしょうにん)は、華厳宗興隆を実践し、その徳行は皇族・公爵・武士など多くの人々の信仰を集めた。そして「鳥獣人物戯画絵巻」に代表される数多くの文化財が高山寺に集積されていったのである。平成六年には「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録された。
**高山寺のしおりより引用
石水院へ、靴を脱いで上がります。中は渡り廊下があって、なかなか趣があります。
石水院は、明恵上人が後鳥羽上皇より学問所として賜った建物で、上人時代の唯一の遺構であり、鎌倉時代の建保四年(1216)に建立され、国宝に指定されている。
ガラスケースの中に展示してある「鳥獣人物戯画絵巻」(国宝)。これが見たかったのです(レプリカですが・・・)
甲・乙・丙・丁の四巻に分かれており、甲巻が最も有名。各巻は異なる時代、異なる人物によって描かれている。甲・乙巻が平安時代、丙・丁巻が鎌倉時代の制作と考えられ、天台宗の高僧である鳥羽僧正覚猷(かくゆう)の作とも伝わるが確証は無く作者未詳であることなど、いまだに未解明の謎が多いそうです。
本物は、東京と京都の美術館にあるそうです。
おみやげも置いてありました。いろいろ欲しかったのですが、あれもこれもじゃあ切りが無いので、クリップと絵葉書を購入。
ここで、御朱印帳も購入。ここのお寺の朱印帳が欲しかったので、嬉しかったです。御朱印も貰い大満足でした。
金堂。日本最古の茶園があるそうなのですが、見逃しました・・・
これが表参道の入り口。
ここからは、歩いて西明寺へ。バス停ひとつ分歩きます。
指月橋を渡って行きます。紅葉の季節は、この赤い橋と赤い紅葉が綺麗で写真ばえしそう。下の川で水遊びをする家族がいっぱいでした。地元では有名な川遊びスポットなんでしょうねえ。
西明寺。拝観料 大人500円。
次のお寺へ。またバス停ひとつ分。
神護寺までは結構な石段を登っていきます。これは普段運動不足な私にはキツかったです・・・
ようやく到着。 神護寺 楼門。 拝観料 大人500円。
「かわらけ投げ」というものがありました。200円で3枚の小さなお皿を買います。
このお皿を、ここから投げます。自分の中の失くしてしまいたいものを唱えながら投げるといいって。厄除けになるそうです。
しかし、”投げる”行為をしたのは何年ぶりでしょうか。まったく投げられなかったわたし・・・
帰りの、下り石段もなかなかのキツさでした。翌日から筋肉痛に悩まされましたよ。
高雄観光は、車で行ったほうが楽かもしれません。(かなり階段を上ったり下ったりするので)でも、オンシーズンは混みそうだから、渋滞するのかなあ。電車とバスと徒歩でゆっくりと京都をまわるのも、いいですけどね。
御朱印とお土産は後日アップします。
やっぱり京都、好きだな。
これから御朱印を集めることも目標に、お寺めぐりをしていこうと思っています。
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