ひよっこ、とうとう最終週か
作者の岡田さんのインタビュー記事を立ち読みしたんだけど(なにぶん立ち読みのためうろ覚えもあり)
最初からみね子と結ばれるのは、秀くんという設定で書いていたらしい。磯村くんには内緒で、だけど。
そっかあ、島谷さんはあくまでもみね子の成長に必要な人だっただけか・・・
だから秀が、みね子を何気に見つめたりするシーンを何回か入れたりしていたって。
一番思い入れあるシーンは、意外にも
”何も無い回”だそうで。
何も無い回、というのは、ストーリー的に別に無くても構わない、という話し。
例えば、
漫画家がいなくなるシーンとか、豊子がクイズ番組に出て澄子とハワイに行くシーンとか、ストーリー的に無くてもいい場面こそ、作者が遊ばせてもらえる場面だと。
だからこそその話で15分作るのは逆に難しいんだと。
世津子さんと実と美代子とみね子の四人のシーンはやはり印象に残ってると。
あのシーンは、ひよっこの中でも名場面と呼べる一つに入るものね。美代子の、妻として、というより、女として、勝ち目のない人を目の前にして、しかも、娘もいる前で。そんな中での、あのきっぱりとした迷いのないセリフは、やっぱり、美代子さんはすごい芯のある人なんだな、と感動したし。
「ひよっこ」は、たった四年の間のみね子の物語。
作者は、また続きを書きたい、みたいなことを話していた。
何があっても、みね子は幸せな選択を出来る子なので、どんな物語がきても安心して観ていられる気がするな、ひよっこは。
今週いっぱいで終了。
じっくり楽しみたい。