すべてが自分にちょうどいい

メンタルが弱いので家にいてテレビばっかり。こんなんでいいのかと思いながら今日もダラダラ。お金も大事、仕事も大事、だけど、自分が楽しいことが一番。あと掃除とか関ジャニとか京都とか。

anone、持本さん〜〜

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ネタバレあります。

 

 

 

 

 

 

 

なんだろう、この思ってたのとだいぶ違ってた感は。

 

最初から、ストーリーの本筋が分かるまで時間かかったもんね。亜乃音さんが床下から万札を発見して、それを河川敷で焼く、という衝撃的で、んん?という感じ。

阿部サダヲのカレーショップに突然現れた小林聡美とのやり取り、とか。

広瀬すず演じるハリカがネットカフェでその日暮らしをしている、とか。昔の楽しい記憶が実は記憶違いで悲しいことばかりだった、とか。

 

 

点ばっかりで、いったいどこでこれが繋がっていくの?と思いながら、グッとくるセリフもあったり、まさかの偽札作りへと話は展開していった。この辺は物語にグイグイ引き込まれたなあ。

 

青羽さんのエピソードは泣けたな。

 

阿部サダヲが良くてね。ほんとにこの人余命宣告された人なの?死があまりにも近いと、人間って穏やかで人に優しくなれるの?なれるわけないよね。人生で熱を出したのがたった3回、その3回が、高校受験と大学受験と就職試験の日(だっけ??)。そんなタイミングも運も悪い男が、ようやく愛する人に出会えたのが、自分の寿命の先が見えた時だったなんて。

 

持本さんと青羽さんの関係が好きだった。元々小林聡美が好きだから。金八先生から「転校生」も観てたし、「やっぱり猫が好き」とかさ。淡々と面白い人。自然な人。変わらない人。いつでもユーモアのある人。そんな印象。いちおう私の目標とする女優さん(あ、言っちゃった)

 

持本さんの最期を看取った青羽さん。

 

 

「今日ボク元気そうでしょ」
「うん元気そう」
「なんかね、このまま治っちゃうんじゃないかなーって思って」
「治るんだよ」
「でしょ、明日朝起きてこのまま元気だったら、どっか行きませんか?」
「明日?」
「どっか、山とか」
「山ですか」
アジサイのね、アジサイのあの辺にあったらいいなと思って」
「花摘みですか」
スイカズラ、アヤメ、ヒトリシズカ
「キキョウ、スミレ、ハルジオン」
「小学校の遠足以来です」
「行きましょうよ、お蕎麦とか食べてお饅頭食べて」
「楽しみだな」
「楽しみだね」
「ボク諦めてませんよ、諦めてませんから、あと50年生きますから」
「オッケー」
「幸せにしますから」
「頼んだ」
「絶対離しませんから、ほんとですから、ちょっと寝ますけどすぐ起きますから」

 

そのまます〜〜っと眠りにつくように・・・・

 

「あんたはすごい、すごいよ、かっこいい、世界一かっこいいよ、こんないい男いない」

 

 

 

いつも強がりの青羽さんだけど。泣けたな。せっかく愛し合える分かり合える人に出会ったのに、人生てなんて残酷なんだ。

 

 

 

それぞれ刑期を終えて、また印刷所で同居する3人。プラス幽霊(青羽さんの妄想?)の持本さん←これいる?でも、これが最初の頃の青羽さんの娘の幻覚か幽霊かの伏線だったとは・・・

でも、幽霊でも幻覚でも、大好きな持本さんとまた一緒にいられる青羽さんは幸せだよ。

 

いろいろ細かいところで置き去りのエピソードはあるけどね。瑛太が自首したことで、亜乃音さん達がなぜ偽札作りに巻き込まれた理由は話さなかったのか。玲と陽人はどうなったのか。あれだけマスコミに報道されたのに、また同じ印刷所に住んでいる、とか。

まあドラマだしね。

 

最初は、不幸な生い立ちの広瀬すずちゃんを中心に、寂しい大人達が愛を教えていくみたいな物語かと想像していた。でも、これは家族の物語だったんだね。血のつながっていない。

 

今日になってじわじわきてます。

 

 

tanosiine.hatenadiary.com

 

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