久々に熱闘甲子園
今年は暑かった。
いや、まだまだ暑い日が続いている。
こんな暑い夏の日に、真っ黒に日焼けした高校球児をテレビでみるなんて、よけい暑なるやん、とか言っていた自分を殴りたい、です。
今年は第100回となる記念の大会。平成最後の大会でもある。
朝日放送では、スペシャルナビゲーターに嵐の相葉くんが選ばれたり、NHKでは福山雅治の歌も良かったし(聴けば聴くほどいい!)。とにかく始まる前から盛り上げていたっけ。
レジェンド始球式では、懐かしの高校球児がいっぱい出てきてまた感動。
坂本さん、牛島さん、金村さん。
松井に桑田。あああ、懐かしい。
わたしが中学生の頃から高校球児がアイドルなみに扱われるようになったと思う。セブンティーンとか雑誌にも載ってたし。
池田高校の水野や、PL学園の桑田、清原。横浜高校や沖縄の興南高校、思い出せないほど人気の高校がいっぱいあったなあ。
高校生になって、友達同士で甲子園まで見に行くようになった。初めて甲子園のマウンドを見た感動は今も忘れてない。"かちわり氷"食べたし、プール行くより甲子園焼けしたっけ。
ミーハーなわたしは、同じく高校野球好きの友達と、PL学園の学校まで見に行ったんだった。おんなじような女子校生がいっぱい見学してたな〜〜。恥ずかしの青春だったな。
そんな高校野球好きの私だったのに、ここ最近はほとんど興味無かった。ただただ暑い夏に暑そうな野球を見るのが辛かったから。あ、でもハンカチ王子の時は嬉々としてかじりついていたっけ。
そして今年の大会。
こんなに劇的な試合が多かったのも珍しいような気がする。
星陵と済美のサヨナラ満塁ホームラン。
金足農と近江のサヨナラ2ランスクイズ。
金足農の校歌斉唱も、好感度高かった。
でも、
北大阪大会予選の大阪桐蔭と大阪学院大の23対2の試合も凄かったのだ。何が凄いって、ただただ大阪桐蔭の強さが異常だったから。選りすぐりの精兵たちで出来た大阪桐蔭だもん。
大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた甲子園だけれど、勝って当然、だと言われて、本当に勝ち続けることがいかに難しくて苦しいことかは、大阪桐蔭の主将の涙がすべて語ってくれているだろう。
あああ、今年は全試合見るべきだった!
もう一回初めから見たい!
そんな後悔を引きずって、今年の夏は終わりそう。とりあえず今晩の「熱闘甲子園」は観る。必ず観ます。