探偵ナイトスクープすぐに扉を開ける少女が最高可愛い
金曜日の夜の楽しみ、「探偵ナイトスクープ」
少女はすぐに扉を開ける。
ピンポンが鳴ると、誰が来たのかも確認することなく、お母さんに、誰か来たよ、と知らせることなく、ピンポンが鳴ると、いちもくさんに玄関までダッシュして、扉を開ける。
とにかく扉を開けたいのだ。
まさしく、ピンポンダッシュの達人。
でもお母さんは困っている。
寝起きだろうが、お風呂上りだろうが、NHKの勧誘であろうが、ピンポンが鳴るととりあえず扉を開けてしまうからだ。
居留守を使いたくてもこれじゃあ無理だ。
探偵は考えた。
嫌いなかぼちゃの煮物を持ってくるおばちゃんを玄関先に立たせた。
でも、少女は嫌いなかぼちゃよりも、扉を開けたがりなのだった。
この、ピンポンが鳴って、何をしていても玄関まで走っていく女の子の姿が、可愛かったなあ・・・
この年頃は何でも自分でやりたがる時期なんだそう。
娘もこんな時期あったのかな、遠い昔だ。
結局、嫌いなかぼちゃのかぶりものに嫌いな歌舞伎のメークをした竹山探偵が、なまはげのごとく、女の子を怖がらせて、扉を開けるのを止めさせた。
トラウマになってないか心配だけど、でも、あのダッシュの可愛さが見られないのがちょっと残念じゃない?お母さん。
こんな可愛い時期はすぐに終わってしまうのだよ、もったいないと思ってしまった。