衝撃のアノ人に会ってみた!笑顔の素晴らしい人
「衝撃のアノ人に会ってみた!」
92日間漂流した人や、自転車で日本縦断小学生や、箱根駅伝でタスキを渡せなかった人など、その当時話題になった人にスポットを当て、その人がその後どうなったのか、会いに行く、という企画。
なかなか感動したものや、
そうそうこんな事件あったな、とか
観出したら最後まで食いついてみてしまった!
なかでも、
2000年に起きた出来事。
名古屋の堀川に突然現れた野生のシャチを、自ら川に飛び込んで海に誘導した、海洋学者の林さんのこと。
この人は、研究費用のために自宅を売り、車で寝泊まりしていたそう。
1日の食費も切りつめ、海に入るため体は鍛え上げ、シャワー室で洗濯もしてしまう、かなり個性的な人だ。
そんな彼が、
今どうしているか……
なぜか、
さかなのロボットをたくさん作っていた!
このロボットが、かなりの精巧なものなのよ!
本物となんら変わらないくらいのクオリティだった。
エイや、
ウミガメ、
サメ、
泳いでる姿は、まさに本物!
なぜ彼がロボットのさかなを作り出したのか。
あのシャチ救出事件の翌年、
肺がんにかかった彼は、
大好きだった海に入れなくなってしまった。
人生に絶望していた時、
引っ越した宮古島で、海岸のゴミ掃除をしていた時。
「このゴミが全部さかなだったらなあ」というある子供の一言で、ゴミを使ってさかなのロボットを作ることを思いついた。
彼は、
そのさかなロボットを、病院や老人ホームにも持って行き、なかなか外に出られない人を喜ばせている。
肺がんで入院していた時、
同じく入院している子供に
「もう海に入れないんだ」というような愚痴を言ったら、
その子供に
「僕は海を見たことがない」と言われたから。
彼は子供たちに話す。
「本物の海はこの一億倍素晴らしい!だから、病気を治して本物を見に行こう!」と。
泣けました…
彼の笑顔がまたいいの!
何かに夢中になり、
誰かを笑顔にしたい、と思ってる人の笑顔は本物だな。
このさかなロボット、もっと商業用に広げられないかな、そしたら彼の夢ももっと広がりそう。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
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