つんく♂さんに聞く、人生は運ですか?
このあいだ、関西ローカルの番組に、つんく♂が出演していた。
病気を公表してから、ちゃんとテレビに出ているのを見るのは初めてかも。「ミヤネ屋」とか「徹子の部屋」とかいろいろ出ていたみたいだけど、知らなかった~~。
質問に、パソコン画面で返事をする。昔ならどうやって意思疎通をしていたんだろう。筆談になるのか。技術の進歩の恩恵を感じるなあ。
最近のつんく♂の功績としては、やはり近畿大学の入学式のプロデュースだろう。同校の卒業生でもあるつんく♂は、2014年から入学式のプロデュースを担当。奇しくもその年の3月に喉頭がんであることを公表している。だから、プロデュース一回目の入学式には出席していないんだとか。
でも、つんく♂がプロデュースをしてから近大の知名度も上がって、いまや志願者数日本一の大学になったんだから。
今回、つんく♂に質問。
「人生は運ですか?」
病気をする前に同じ質問をしたという、つんく♂と親しい司会者、角淳一。
その時は、『計画です』と答えていたつんく♂。
大病をしてから彼の考え方に変化があったのか・・・
「これ学生の祝辞でもいつも言うんですが、実際やはり計画出来るやつは勝つと思います。」
「脱線することも予測出来るやつは強いです。」
「病気も含めて、人生の計画に取り込んで僕も新たなる計画を立ててる途中って感じです。」
「でも・・・」
「運あるやつはいます。」
「芸能界に限らず、運も才能だと思います。」
また、作詞はどこからはじめたらいいか?という質問に。
「バンドもアマチュア時代がいちばん伸びます。」
「でも」
「プロでないなら」
「どんなことを書いても正解なので」
「怖がらず、人のことを気にせず」
「たくさん書くことです」
「誰かのために書くのではなく」
「自分のために書く」
「それが一番の近道だと思います」
「ぼくらプロは素人のそういうむきだしの作品が一番怖いです」
彼のひとことひとことが、病気をした前と後では、重みが違うような気がする。
いのちと引き換えに、一番大事なものを失ったけど、もう後ろを振り返るのを止めたのではないかな。常に今と前を向いて、計画的に人生を生きていくと決めたのではないかな。そこに行き着くまでの苦しみは彼にしか分からない・・・
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