ひよっこ、実さんの言葉は涙腺を崩壊させる
『やっぱし、お父ちゃんはお父ちゃんだよ、違う人になったわけじゃないよ・・・』お母ちゃんに話すみね子。
記憶を失った実父ちゃんが、奥茨城の家に帰ってきた。家族みんなが戸惑うのも無理は無い。なにせ、姿かたちはまるっきり以前の父ちゃんだけど(まあちょっとは垢抜けたね、日焼け無くなったし)、家族に敬語を使う他人行儀の人になっちゃったんだから。
でも、ぎこちない大人たちとは違って、進だけは以前と変わらず、”お父ちゃん”として自然に接してる。これにはみんな救われるだろね、だってどう扱っていいのか分からないものねえ。敬語を使うお父ちゃんなんだもんねえ。訛ってるのは、みんなの訛りがうつってきてるのか、それとも訛りだけは思い出したのか・・・
まあ実さんにしても変な感じだろね、見たこともない人たちが突然「私たちが家族です」て現れたんだからね。戸惑うのも無理なし。
しかし、ほんと進とちよ子、子供達がけなげで可愛いな〜〜。
子供たちと実さんが寝静まった後、茂じっちゃんが、しみじみとみね子に言う。『みね子、ご苦労だったな・・・ありがとな・・・』
じっちゃんの言葉が凄く染みる。東京でひとり、10代の孫が頑張ってる、自分達を養うために。この言葉の重み・・・古谷一行の声、いいな〜〜。なんかマジで茨城の農家のイケメンじっちゃんに見えてくるんだよな。
今日は、大切な田植えの日。あいにくの雨だけど、じっちゃんも進も身支度して行こうとしている。もちろん何も覚えていない実さんは、「これでいいのかなあ」と、少し不安そう。
実「あのう・・・お父さ、父ちゃん!」
茂「え〜〜・・・なんだ?」
実「”みのる”って、いい名前ですね。好きです」
茂じっちゃん、涙を隠しながら、行くぞ、と声をかける・・・
泣けます・・・
ここにきて、お父ちゃん役がどうして沢村一樹なのか分かった気がした。
どうみてもシュッとしてスラッとした、小顔モデル体型男前のお父ちゃん沢村一樹。日焼けと畑仕事の似合わないお父ちゃん、茨城弁の似合わないお父ちゃん、3人の子持ちの似合わないお父ちゃん。なんで、沢村一樹なのかなあって思ってた。
だけども、記憶喪失になって、何も分からなくなって、女優の川本世津子さんの家にお世話になった。訛りも忘れ、日焼けも抜け、垢抜けた洋服を着て、大人しく世津子さんの帰りを待っている雨男さんになった。その姿に、茨城の農家出身の面影があってはいけないのだ。あくまでも記憶の無くなった人なのだ。みね子や美代子、ちよ子や進を見ても、キョトンとした表情のお父ちゃんの役が似合わないといけないのだ。
弟の宗男と似ていてはいけないのだ(これは関係ないか)
でも、ときどき、グっとくることを言ってくる実さんなんだなあ。
バスの車掌の仕事が最後だと話していた次郎に、『ごくろうさんでした』と労りの言葉をかける。この言葉がすごく心に響くんだよね。なんでだろ。
何も覚えてなくて、心の中にもなんにも無くて、本当に自分が思ったこと、感じたことを素直に言ってくるからかな。その言葉がやたら重いし人の心に染みわたるんだよ。だから泣けてくる。
最後まで実さんの記憶が戻らないかもしれないな。そういう設定もありそう・・・戻って欲しいけどさ。
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ウチの夫は仕事ができない⑤、素直に面白いと言おう!
録画してたのを一気に5話分、観た。期待してなかったぶん、ハードルが下がってたのももちろんあろう、でも、このドラマすごく好き。
亮ちゃんが出ていることも、ひいき目に見ているかもです、はい。ストーリーも、ありきたりっちゃありきたり。
見た目も学歴も収入もよくて、仕事が出来る夫だと思っていた妻(松岡茉優)。でも実は、嘘が嫌いで真面目だけど要領が悪い夫(錦戸亮)は、会社ではリストラ候補。8回も部署をたらい回しにされているお荷物社員だった。
確かに、要領悪いし後輩にバカにされても手柄横取りされても、なんにも言わない、言えない(イライラ)。でも”仕事が出来ない”んじゃなくて、周り(人間関係)に恵まれなくて、その誠実さを理解してもらえず誤解されてた、ってとこか。
今回の異動してきた部署でも、最初は周りにバカにされながらも、その正直で誠実な仕事への取り組み方が徐々に伝わり、良いほうに変わって行く、というストーリー。
土曜日の夜、ゆる〜く家族で観るには、大変面白いドラマだと思います。安心して観れるというか。家の中の内装とか飾りとかすごく可愛いいし、何より、亮ちゃんの役が今までに無いくらい、いいッス!
でもちょっと思ってしまうのだ、妻役の松岡茉優が、ガッキーだったらなあ〜っとか、もちっと視聴率上がったかな、話題になったかな、とか。(あ、そういや以前にガッキーと共演していたね、全開ガール?)
いや松岡さんも悪くはないんだけどさ、なんか今回の役、合わなくない?松岡さんだと、みんなを引っ張っていく気が強くて気立てのいいリーダー格の役がイキイキしてていい。どうしてもまだ「あまちゃん」を引きずっている私。
この妻は、夫を信じて尽くしてついていく(控えめな)、でも大らかで可愛い妻じゃん。ガッキーぴったり、ですよね。
あと、藪くん。どうしてどうして根性悪の嫌なヤツ、変にピッタリ。だいぶお芝居上手くなった?「任侠ヘルパー」に出てた時は心配したからね。
お姉さん役の江口のり子さんとまさかのカップルというのはどうか?この人は最近いい役(普通の人役)もくるようになったんだね。「ブラッディ・マンデイ」や「名もなき毒」なんか怖かったもんだ。”原田いずみ”の恐怖。だいたい狂気に満ちた役ばっかり。「マッサン」あたりからかな、認知されてきたのは。
そしてエンディング曲がいい!「奇跡の人」さだまさし作詞作曲。これ、こないだのコンサートで初めて聴いてすごくいい曲だなあ、と。(そういやコンサートのレポまだあげてなかったな)
とにかくドラマの雰囲気が好き。出演者全体の雰囲気のいい感じが伝わってくる、というか。なかなか楽しみなドラマです。
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あさイチ、バターチキンカレー&ナンのレシピ
以前、あさイチで紹介していた、「チキンカレー」と「ナン」のレシピと作り方。備忘録のために記事にします。
①鶏むね肉、2枚を3センチ角に切る。
②切った鶏肉をビニール袋に入れる。そして、以下の材料を順々に入れていく。
③全部入れたら、ビニール袋を揉みこむ。
そして、冷蔵庫で一晩おく。
④一晩置いた鶏肉をフライパンで焼いていく。
⑤トマトの水煮を加える。
⑥蓋をして20分、煮込む。
⑦その間に、ナンを作る。
以下の材料を合わせてふるっておく。
⑧真ん中をくぼませて、サラダ油と水を加える。
⑨こねていく。
⑩耳たぶのかたさになったらOK。
⑪袋に入れて常温で15分以上寝かせる。
⑫寝かせた生地を、こねてフライパンで焼いていく。
⑬冷たいフライパンにナンを並べる。
⑭蓋をして、弱めの中火で焼き色がつくまで3~4分焼く。
⑮20分煮込んだカレーに、生クリームを入れる。クリームチーズでも良い。
⑯ナンを裏返し、蓋を取り、パリッと仕上げる。
⑰出来上がり~~~。
切って、材料を入れて焼いて煮るだけ。まあカレーなんてそんなもんだけど、味が本格的だと言っていたので、食欲の無いこの季節。一度作ってみようと思ってます。(鶏肉を一晩寝かすので、前日から仕込まないといけないのがハードルが高い)手作りナン、こっちを是非挑戦してみたい!
クミンとかガラムマサラとか無くても大丈夫だとか。でもそうなるといつも作っているカレーになってしまう・・・こういう香辛料って一度使うともう二度と使わず賞味期限を迎えてしまうからねえ。
鶏肉の変わりに、鶏ミンチでもいいのかしら・・・それか合いびき肉とか。キーマカレーが大好きで食べやすいから。(じゃあ一晩鶏肉を寝かすというわずらわしさが無くなる??)カレーの中にごろっと大きい肉が入っているのが苦手でねえ。絶対ミンチのほうが楽だわ。いろいろアレンジしすぎて失敗するというパターンにならないといいけど。
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探偵ナイトスクープ、閉店する祖父母の温泉
最初の依頼、
熊本に住む祖父母が50年続けてきたお風呂屋さんを閉店することになった。大好きな祖父母に、最後に喜ぶことをしてあげたい。
この依頼者のトシヤくん(11歳)のキャラがなんとも子供らしくて明るくて可愛くて最高だった!だいたい、依頼の面白さを決めるのは、探偵でも依頼の内容でもなく、ひとえに依頼者のキャラが面白いか、に大半かかっていると思われる・・・なので、今回はほぼ成功。
この天然温泉は、普通の銭湯のような大浴場、という形ではなく、8つの個室に分かれていて、それぞれにお風呂が付いている。貸切の家族風呂のようなかたち。熊本では一般的なんだろうか。珍しいよね。
いいなあ、こんな温泉が近くにあったら、行ってみたい。大浴場が恥ずかしい、苦手な人には向いている気がする。
突然訪れた寛平探偵と孫のトシヤくんに、驚き喜ぶおばあちゃんとおじいちゃん。
昔は、すごく繁盛していて、番号札を配ったくらいだって。昭和な雰囲気が最高だ。
さっそく、寛平と一緒にお風呂に入るトシヤくん。天然温泉だから、肌がつるつるになるらしい。収録のために長く入っていたのか、突然鼻血を出すトシヤくん・・やっぱり面白いわ~~。
時代と共に、温泉に来る人も減り、跡を継ぐ子供達も居なかったことで、余儀なく閉店になった。この日は、閉店まであと三日・・・
最後に、常連さん達にお風呂に入ってもらおうと、近所の常連さん達にあいさつ回りするトシヤくん。ちゃんと今回の事情を話して、最後の温泉に入りに来て下さい、と説明の出来るトシヤくん。11歳なのに、ほんとにしっかりしてるわ~~。
お風呂掃除するトシヤくん。汗だくになりながら、一生懸命。こんな姿見たらおばあちゃん達泣けるでしょうねえ。
そうして、集まってくれた常連さん達。中には91歳のおじいちゃんもいた。
みんな、閉店を残念がりながら、最後のお風呂を楽しんでくれた。地元に愛される温泉だったんだねえ。
将来、トシヤくんは、跡を継ぎたい、みたいなことを言ってたけど、絶対に継いで欲しい!絶対にまた繁盛する温泉に生まれ変わりそう。個性的で利発でほんとに可愛らしいトシヤくんでした。
次の依頼、
離島生まれの86歳の母が作る、幻の秘薬の正体、その名も「おじょちゅ」。その原料であるヤマモモ採りに同行して下さい。
広島県大崎下島生まれの母、86歳。その母が作る「おじょちゅ」のストックが無くなりつつある。それを心配する母が、ヤマモモを採りに行きたいと言っている。熟す前の6月中旬から下旬のヤマモモでないと、「おじょちゅ」には適さない、らしい。
当然、大崎下島までヤマモモを採りに行くもんだと考えていた娘さん達と橋本探偵。
しかし、母が言うには、
近所の明石公園にヤマモモがなっている、と。
さっそく、近所の明石公園へ。
ヤマモモを採ってもいいと、公園側の許可も取り、たくさんのヤマモモがなっている木を発見。おばあちゃんも興奮気味で、ヤマモモ採り。
これが、ヤマモモなんですね、初めて見たかも。
実際、ヤマモモの実じたいは、1センチほど。以外に小さい。こんなに採りました。
これを水洗いして、綺麗な実を選別。
大きな瓶に入れて、ホワイトリカーを入れる。まるで、梅酒のようだね。
これで、2年ほど漬けたらいいそうです。万能薬らしいので、飲んでもいいし、塗ってもいいそうです。昔の”おばあちゃんの知恵”、みたいなものですかね。
最後の依頼、
タタミマンの汗の匂いをかぎたい
7年前に「男の汗の匂いをかぎたい」、の依頼で出演していた男性。今回、普段は自分の足の匂いをかいで我慢しているが、是非匂いをかぎたい人がいるので会わせて欲しい、らしい・・・
ほんと世の中には変わった人がたくさんいるんだな、とナイトスクープを観ていて感じる。
依頼者の会いたい人は、タタミマン。
普段は畳職人だけど、お休みの日とかに、地元で活躍しているヒーローなのか・・・よく分からないが、タタミマンというキャラがいるらしい。
ぽっちゃり体型で汗っかきのイメージからか、依頼者は是非その汗の匂いをかいでみたいらしい。でもタタミマンに変態だと思われたくない(そらそーだ)だからタタミマンのファンだと偽って、取材する振りをしながら、接近してタタミマンの匂いをかごう、という作戦。
タタミマンが語る横で何気なく体臭をかぐ依頼者。だけど畳の”い草”のにおいが強すぎて汗臭さを感じない依頼者。
戦隊ヒーローショーをやってもらって、存分に汗をかいてもらう作戦。
でも、やっぱり、なかなか汗の匂いをかげない依頼者。
最後は正直に、事情を話し、タタミマンの衣装を借りて、依頼者本人が着て、存分に匂いをかいでいました・・・
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探偵ナイトスクープ、あおたまくんとの別れ
最初の依頼、
6年前の新婚当時に購入した青い車を買いかえたい依頼。現在、長男(エニシ君)は4歳になり一昨年長女も生まれ、コンパクトカーでは手狭になったので買いかえることになった。しかし4歳の長男が今の車とバイバイしたくないとグズりだした。なんとか長男とマイカーをきちんとお別れさせて下さい。
なんと、真栄田探偵が行った日は、新しい車の納車の日だった。
その青い車は、息子がお腹にいる時から乗っている車で愛着がある。幼稚園の送り迎えや長女が病院に行く時、いつもマイカーと一緒だった。だからエニシくんにとっても、家族の一員のようだ、と。
エニシくんを車の中に一人にして、真栄田探偵が車の魂”あおたまくん”に扮し、車の中から話しかける。
『ぼくはこの車の魂”あおたまくん”だよ。』すっかり信じるエニシくん。
エニシくんは、今日でこの車とお別れするのが「嫌な気持ち」と表現する。大好きな車なんだね。愛着があるの分かる〜〜。優しい子なんだねえ・・・
最後に行きたいところは、「ドライブしたい。」
お母さんと最後のドライブしている間に、自宅にはトヨタの新車が到着。トヨペットの人にも協力してもらいエニシくんを説得してもらう。
帰ってきたエニシくん。さっそく新しい車に乗るエニシくん。すでにスライドドアを使いこなしている四歳、エニシくん。まんざらでも無さそう。
新しい車の魂”くろたまくん”に扮したトヨペットの担当者が、エニシくんに話しかける。
『ぼくは新しい車の魂”くろたまくん”だよ、新しい車どう?』
エニシくん「あんまり広くない」
トヨペット「そう?歩いて動けるよ」
エニシくん「6人しか乗れない」
トヨペット「いや、7人乗れるんやけどね」
必死なトヨペットの担当者・・・
ここで、真栄田の”あおたまくん”に変わる。
あおたま「新しい車好き?」
エニシくん「あんまり好きではない・・・」
急に、元気の無くなるエニシくん、車から降りて家に入ってしまった。
お母さんに抱っこされて家から出てきた時は、号泣していた・・・
どうしてもこの車と別れたくないんだねえ・・・
お母さん「ママも寂しい・・・でも、『今までありがとう』という気持ちは、ちゃんとこの車さんに言わんといけんよね」
真栄田ももらい泣き。
号泣するエニシくんだったけど、最後、車の前に行って、ちゃんと『ありがとう』、と言えたエニシくんでした。
そして古い車に乗って帰っていくトヨペットの人。小さくなって行く車くん。エニシくん号泣。でも、思わず「警察呼んで」とつぶやいたエニシくん、可愛いねえ。
西田局長も涙でした。やっぱり子供ネタは卑怯なくらい涙を誘う。
気になったのが古い車の中に、ビリケンさんのぬいぐるみが置きっ放しになってたんだけど、忘れてるのかしら。
でも、これは分かるな〜〜。わたしも結婚してから2回車とお別れしてるけど、やっぱり寂しかったもんね。売る前に写真撮ったりして。物も大きいし思い出とともに常に車があるから余計愛着も湧くしね。
売ってから、どこの県に行った、というのを聞いて、ああそうか、大事にしてもらえたらなあ、と思ったっけ。
エニシくん新しい車とも楽しい思い出作れたらいいね。
次の依頼、
妻が、生まれた時から25年間一度も洗ったことのないタオルを離さない。せめて洗ってほしい。
京都府にお住まいだけど雪の多い地方かな、玄関が二重になっていた。依頼者の隣に妻の姉一家、その隣に母親(つまり実家?)が住んでいる、という。仲良いね。
もともとは普通のタオルだった。しかしいまは、スルメ?寝室のベッドの枕にのっている物体、田村探偵いわく、ネズミの死体・・・
それはまさに無残な茶色いボロ切れの集まりでした。昔、”正倉院展”行った時、当時の人の着物を展示してたけど、それよりボロかったぞ。
田村探偵、そのタオルを臭う(ひえっ)「湿り気のある…人の皮膚を重ねたもの、肌化してます」って、ショックで訳わからんことを言いだしてますよ。
依頼者の妻に来てもらった。
そのタオルがあったら落ち着くと。とくに寝るときに鼻先にのせて寝ると落ち着くって。たぶんこれはまさしく「ライナスの毛布」だね。
妻の母と姉とその子供たちに集まってもらう。
そこで、親族のほとんどがタオル好きということが発覚。まあ誰でも小さいときは、なにかしら落ち着くアイテムがあるけど、ずっと洗わない、というのはやっぱダメだよね。
あまりにも不衛生なことが分かり、洗う決意をした妻だが、クリーニング店を何軒か回ったが汚れは落ちません、とみな断られる。
いろいろ探したところ、最後の頼み、京都の宇治市にある”ハッピー”さん、クリーニングの駆け込み寺と呼ばれているそう。へえー知らなんだ!
ハッピーさん、職人さんが企業秘密の粉を足しまくり、25年間洗わなかったタオルを入れる。しかしなかなか白くなってこない。ハッピーさんも意地になってきて、己の技術を信じて・・・
さあどうなったか。
結果は
真っ白に生まれ変わりました!
なんと汚れで見えなかったさくらんぼ柄が浮かび上がってた!懐かしの柄なんだろね。
妻は「これで舐めようが何しようが安心です」だって。
よっぽど離せないものなんだ。
そういえば、うちの姉は、”父の耳たぶ”が「ライナスの毛布」だった。福耳だった父の耳たぶを触りながら寝る、という赤ちゃんだったらしい。
そして、兄は毛布。ただの毛布なんだけど、肌身離さず。でも、それをあろうことか、ぽっとん便所(幼稚園前まで”ぽっとん”でした、若い人には分かるまい)にまで持ち込み、あえなく落とす・・・という大失態・・・あああ恐ろしい・・・
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『もっと、やめてみた』”考え”を変えるより”行動”を変える
『もっと、やめてみた。』 わたなべぽん著
「こうあるべき」に囚われなくなる暮らし方、考え方。やめてみたら、新しく始められることが増えました。
この本は”やめてみる”がテーマです
”やめてみる”ことで面倒や無駄が減ったり心が軽くなったりするとともに
実は新たに”自分に合った何か”が始まっている!という暮らしや心の変化を描こうと思いました
**本文より引用
「やめてみた」の第二弾ですね。
ビニール傘やプチプラアクセなど、ついついその場の必要性や気分やノリで買ってしまうもの。安いからこそ、まあいっか、と買ってしまう。でも結局、そういうものって、すごく気に入って買ったものじゃないから大事にしない。
そういうものをやめる、やめてみる。ビニール傘なら、お天気を気にして、気に入った傘を買い、傘を持ち歩く癖をつける。折りたたみ傘を持ち歩く習慣をつける。プチプラアクセも、本当に気に入ったものだけを買う。結果、雨の日が前より好きになったり、大事なアクセサリーを大切に扱うようになったり。
日常生活で当たり前だと思っていた知らず知らずの習慣を、”やめてみる”ことで新しい出会いや自分を発見する。そういうことを分かりやすく可愛いイラストで読みやすく描いてあるマンガです。
わたしは、第二章の、「人間関係で、やめてみた」がとても共感できて参考になりました。
人見知りで友人の少ない著者は、人見知りが周囲にバレるのが嫌でついその場しのぎのいい顔をして頑張って明るく振る舞ってしまう。
でもそれって、人に気を使って周りを和ませていると思っているけど、結局、「自分のことばかり考えている」ということに気付く。
人と話すとき、常に、変な人と思われないように、とか、バカにされないように、とか、暗い人と思われないように、とか、相手から自分がどう見えるかばっかり気にしているってこと。
それって相手のことを考えてないし、自分もその場を楽しもうと思えなかった、と。
これは私もいつものことです。相手と沈黙にならないように、面白いこと言わなきゃ、盛り上げなきゃ、とか、相手のために気を使っているようで、頭の中は”自分のこと”ばっかりなんです。
基本、人に好かれると思ってないから、何かを始めるにしても、その中に馴染めるかな、とか、友達出来るかな、とか、一人ぼっちにならないかな、とか、嫌われないかな、とか……そんな想像ばっかりで。だからなかなか一歩前に踏み出せない。
そりゃあ、人付き合いも疲れるはず。
著者は、無理に友達を作ろうとするのをやめた。無理に友達を作ろうとしなければ、いい人に思われなきゃと思うことも減り、今までより気楽に「その場を楽しめる」ようになった、とか。
これだよね、「その場を楽しむ」。でもそうは思っていても、長年の悪い癖はなかなか切り替わらないものだから。
「そっかあ、無理に友達にならなくてもいいのか、たとえ一人で黙っていても、その場を楽しめばいいのね。」
って、そんなハードル高いわ〜〜。でも、人のことを気にし過ぎる癖を減らしてみたら、ちょっとは落ち着いて周りを見られるかな。
そのほか、イベントブルーのことも描いていた。イベントや人に会う約束はしたけど、その日が段々近づいてくると憂鬱になる、という症候群。これはわりと皆あるのでは。
約束した時は「よーし、楽しみ!」とかなのに、その日が近づいてきたら、面倒になってくる。その日、皆を楽しませることが出来るか、なんていらないプレッシャーがあったり。やはりみんな、人に気を使いすぎているのかも、です。
あと、歯の治療の章もなかなか自分に当てはまることもあった。人のせいにして自分を正当化してしまうところ、とか。つまり、自分の気持ちや行動を変えることで、自力で幸せを見つけることが、ほんとうの自立になるのかもしれない、と著者はいっています。
読みやすく、かといって押し付けもない。でも、そうかそんな風に考えられたら楽になるかもな〜〜なんてちょっと思える本です。
最近、小説を読むと、軽くめまいというか頭がクラクラしてくるので、マンガなら読める。だからマンガ比率が高くなっているのだ。
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ひよっこ、なみだのお別れ
かなりの展開をみせている「ひよっこ」。先週は島谷さんと涙のお別れ、そして、なんとお父さんとの再会!いろいろあり過ぎです……
島谷さんとのお別れのシーンだけは、絶対に書き留めておこう!と思ってたので。
バー「月時計」でおちあう二人。
島谷「みね子ちゃん、謝らなきゃいけないことがあるんだ・・・僕、佐賀の島谷家つまり、家族と縁を切ることになると思うんだ」
みね子「えっ!」
驚くみね子。
島谷「(縁談を)僕は断ろうと思う、父に手紙も書いた。だって僕の好きな人はみね子ちゃんだし、ずっと一緒に生きていたいと思っている」
みね子「嬉しいです・・・ありがとうございます」
お父さん、嬉しいです、嬉しいけど・・・
みね子「そしたら島谷さんのお家はどうなるんですか?」
島谷「う〜〜ん・・・(沈黙)、分からない」
みね子「さっき、縁を切るって言ってたけど」
島谷「うん、それしかないんだ。中途半端なことは許されないんだ。それは仕方ない、自分を通すんだから・・・・だから、何も持ってない人になってしまうんだ、おれ。大学もやめる、仕事も探さなきゃ。貧乏になっちゃうかもしれないけど。ごめんね・・・でもさ、もうお金なんて無くてもさあ、自分らしく生きられれば・・・」
みね子「島谷さん」
島谷「ん?」
みね子「まだ子供なんですね、島谷さん」
島谷「へっ?」
みね子「そんな簡単なことじゃないです。貧しくてもかまわないなんてそんなこと、知らないから言えるんです。貧しい、お金が無い、ということがどういうことなのか、分かんないから言えるんです。いいことなんて1つもありません。悲しかったり悔しかったり、寂しかったり、そんなことばっかしです。お金が無い人で、貧しくてもかまわないなんて思ってる人は、いないと思います。それでも明るくしてるのは、そうやって生きていくしかないからです。生きてくのが嫌になってしまうからです。そうやって頑張ってるだけです。わたしは貧しくてもかまわないなんて思いません。それなのに島谷さんは持ってるもの捨てるんですか?みんなが欲しいと思ってるものを自分で捨てるんですか?島谷さん、あたし、あたし、親不孝な人は嫌いです」
バーに並んで座り、黙り込む二人。
お父さん、このまま時間が止まればいいのになと思いました。
どちらかが口を開けばお別れだってわかってっから・・・
何かを納得したのか少し微笑む島谷さん。
島谷「みね子ちゃん」
みね子「はい」
島谷「先に出るね」
みね子「はい」
立ち上がり出て行こうとする島谷さん。振り返り・・・
島谷「ありがとう・・・素敵な人、好きになれて良かった・・・」
深い深いお辞儀、出ていく島谷。
思わず追いかけようとするみね子、だけど思いとどまる・・・
静かに泣くみね子。
みね子に渡すつもり(だったろう)の指輪を眺める島谷さん、そっとポケットにしまう。
バーの時計の針が12時を刻む。
みね子「20歳になりました」
ほんとは、20歳のお祝いに島谷さんはみね子にプロポーズしようとしていたのかな・・・
何も知らない、時子登場。
激しく泣きだすみね子。時子にすがりつくみね子。
「”さよなら”した〜〜!わたし、まだ『ありがとう』って言ってない、島谷さんに酷いことばっかり言った〜〜!!」
島谷さんに縁談がある、と聞いた時点で、”お別れ”を覚悟していたみね子なんだろう。まさか島谷さんが家族より自分を選んでくれるなんて夢にも思わなかったろう。
大事な大事な家族と縁を切ってまで自分と一緒になると言ってくれた、その島谷さんの気持ちだけで自分はいいんだ、これでいいんだ、と思えたのかな。
まだ若い二人。自分を選ぶことで島谷さんは全てを失ってしまう。”貧しい”ということを知らない島谷さん。愛さえあれば、なんてみね子は無理だと分かってたのか。
自分たち以外を不幸にしてしまう恋愛。みね子は、そんな”苦労”を島谷さんに味わって欲しくなかった。お金なんて無くったって、と言う島谷さんと、貧しさにいいことなんて一つもない、と言い切るみね子とは、初めから無理があったのかな〜〜・・・
せめて島谷さんの会社がうまくいっていたら、いい嫁が来た〜〜って歓迎されただろうに。
みね子があまりにもいい子でいい子で、ほんとに不憫でならない。島谷さんが、それでもどんな苦労も二人で乗り越えていこう!という風にならなかったことが、ちょっと腹立たしい。無理なんだけど。無謀なんだけど。綺麗ごとや愛だけでは生きていけないけど、それでもみね子を選んで欲しかったぞ・・・
泣いた泣いた一週間でした。
島谷さんが去って、秀がいきなりみね子を呼び捨てになったから、これは何かの暗示なんでしょうか・・・
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