半分青い、子役がなあ
「わろてんか」が遠い記憶になりつつあるこの頃、もう始まってる。相変わらずNHKの切り替えの早いこと。
最近、「あさイチ」が面白くて。華丸大吉を起用したディレクター凄いわ。また近江アナがトボけてて面白い、大好きだわ。
で、「半分青い」。
朝ドラ始まっての2週間は、子役時代が多い、これで挫折してしまうパターンがあるんだな。今回、主役の鈴愛(すずめ)も、律やブッチャーもみんな魅力的じゃないんだよね。子供を悪く言いたくないけど、可愛く感じないのよ。
だいたい"すずめ"ていう名前がなあ・・・
時々、唐突に出てくる当時の流行り物。あれ取ってつけたように感じる。だいたい同年代を生きていたけど、
「そうそう、そんなんあったあった!」って特に思えないのよ。
知ってるって、としか思えない。
口裂け女、とか、ウォシュレット、とか、8時だよ全員集合、とかさ。
早く佐藤健が観たいのよ。それだけ。
ヨガ体験
本を買っては自己流で、ヨガの真似事のようなことはしてきた。片鼻調気法とか瞑想とか、運動の苦手な体力の無い自分には向いているかな、といろいろ試してきた。
でも、やっぱりあくまでも自己流。ポーズが出来ているか確認のしようもないし、自分に甘いからしんどいことはしないし・・・
ずっとヨガを習いにいこうと思っていた。でもこの膨大にある教室の中でいったいどこに行けばいいのか・・・大きくチェーン展開していて施設も綺麗で充実しているような教室は惹かれるけど、会費が高い。何よりなんとなく敷居が高い。高い会費を払って昼間にヨガに来るなんて、絶対に余裕のある専業主婦だよ(偏見ですね)。
いろいろ探してみた。とにかく会費が安くて、自由度が高くて、先生が話しやすそうで優しそうな人←これ絶対(あくまで写真での判断だけど)。個人経営が入りやすそうかな、と。
で、電車で10分くらいのところのヨガ教室にたどり着いた。
そこからが長かった・・・
まず、ひとりでは不安だったので、昔の職場の友人で、唯一いまだにたま~~に連絡を取り合っている人を誘ってみた。
「ああ、いいよ~~」と返事をくれたのだが、具体的に日取りを決めようとランチの約束をしていて、ドタキャンされた。彼女とはそれ以来会っていない。←根に持っているわけじゃなく、もともとどっちもマメなほうじゃないからね。
そんなこんなで、一年が経った・・・ほんとに月日の経つのは早いのよ。うだうだとしてひとりで行く勇気のない小心者の私は、
娘が大学生になって独り立ちしていく様を見ながら、
自分は、寂しい寂しいばっかりでいままで行動を起こせないでいた。
自分のこの不調は、誰のせいでもないのよ。自分の思考の癖とか性格もあるけど、やっぱり根本的に、「精神的に自立できていない」という、おとなにいまだになりきれていな幼児性の高い自分のせいなのだ。
だから、今回勇気をふりしぼって、ヨガ体験に参加してみました。
結果、
ひとりで体験に何人も来ていたし、前からやっておられる人達のなんと気持ちの明るいこと。そして人に親切で優しい。
からだを鍛えることで、精神も落ち着くのかもしれない。
自分はといえば、
あまりのからだの堅さと、耳から入る情報でそのポーズが出来ないという致命的な勘の鈍さに絶望しながら、ついていくのがやっとでした。
でも、室内は寒いのに、わき汗が凄かった・・・脂汗?緊張?
先生の笑顔と、みなさんのあたたかい雰囲気が良かったな。
まだまだ緊張が抜けないけど、来週も参加してみようと思う。
続けること。
やり続けること。
今日は久しぶりに人と会話して、ちょっと疲れました。どんだけ引きこもってんだろ・・・
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高畑勲さん追悼
アニメ界の巨匠、高畑勲さんがお亡くなりになった。
私は、まさに高畑勲さんのアニメを観て育ったと言い切ってもいいと思っている。小さい頃観ていたアニメが、ああ、この作品も高畑さんだったんだ、と驚かされる。宮崎ジブリになると、観ていたけどもう大人だったからね。
いちばん古い記憶では、「パンダコパンダ」だな。パンダの親子の絵が可愛くて、パンダ好きになったのもあのアニメの影響だ。ストーリーの記憶がほとんど無いのだけど、動物園から逃げ出したパパンダ親子が、結局最後には、主人公の女の子の家から毎朝動物園に出勤する、ていう展開になったような・・・?設定も斬新的だった。『しろくまカフェ』思い出した。
世界名作劇場。数々の名作アニメを生み出した番組。私はてっきり日曜日の朝に観ていたと思っていたけど、日曜日の夜19時半に放送されていたとか・・・あれ、「トムソーヤーの冒険」とか「ふしぎな島のフローネ」とか朝やってなかったっけ?
ハイジを観て、スイスの山に行きたくて行きたくて。学校が無いのが羨ましかったし(確かハイジも一度町に下りて学校行ったよね)。ジブリ飯とかいうけど、ヤギのミルクや、チーズをパンにのせて食べたり、おんじの作ったシチューとか。干し草ベッドとか。子供の憧れだった。
いま、某家庭教師のCMでパロディ化されているけど、よく許したよね。あんまり好きじゃない。
一番好きなのは、「じゃりん子チエ」。この泥臭い大阪マンガを、面白くて最後は泣けて、というストーリーに出来たよねえ・・・ほのぼのとしてじんわり心が温かくなるっていうんですかね。原作漫画も面白いけど、高畑さんにかかるとこうまで素晴らしい作品になるんだなと。テレビ放送されていた30分アニメも高畑さん監督かな。あれ、父も好きでよく一緒に観ていた。チエの親友のヒラメちゃんが面白くて。あんなに強気の鉄が、何故かヒラメちゃんの前では素直に自分の心をさらけ出せるという設定が笑える。お好み焼きのおっちゃんとか、小鉄とか、キャラが濃いし、いちいち面白い。ああ、久しぶりに観たくなってきた。
最後まで新しいことに挑戦し続けていた高畑さん。アニメといえば、宮崎駿さんを思い浮かぶ人も多いだろうけど、宮崎駿さんも一目置いていて、今だに高畑さんを意識して仕事をしていた宮崎駿さん。この二人の関係もすごいよね。
自分がいなくなっても、作品は永遠に残り続ける。クリエーターの仕事って素晴らしいですね。
高畑勲さんのご冥福をお祈りいたします。
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音の記憶
昨日、中居くん司会で「カウントダウンTV」の25周年記念ライブを観た。あれ生放送だったのか。25年分の総合ランキングも発表していた。何のランキングだったのか、リクエスト?登場回数?まあいい・・・
懐かしい歌がいっぱい聴けたのだが、だいたい2フレーズで終わっていくのが残念だったな〜〜、もうちょい聴きたい、というところで終わるから。
昔の歌を聴くと、その当時の記憶が蘇ってくる。不思議と楽しい記憶ってそんなに覚えてないのよ。四半世紀生きていて楽しいこと・苦しいこと半々なはずなのに(多分)、脳に刻まれているのは、嫌な記憶ばかり。
人は、嫌なことの方が反芻して思い返すから、やたら脳に刻まれるのかも。思考の癖もある。人に言ったことって忘れるけど、言われたこと(良いことも悪いことも)は覚えてたりする。
パフュームが出ていた。
私たち夫婦は、一時期パフュームにはまり車の中ではパフュームばっかり聴いていた。転勤先で、自分が一番母親として活動していた時期と重なって、『ポリリズム』聴いてその当時を思い出していた。結婚していちばん落ちついていた時期かな。
あと、AKBにもハマっていたんだった。前田の敦ちゃんとかいた時期。全盛期の時だ。まあ元々ミーハーですから、アイドルのキラキラしたのを見るのが好きなのさ。懐かしいな。
いま、体調悪いしマンション問題が解決しないし、どん底なんだけど、
何年か経ったあとに、いま聴いている曲が流れたら、ああ、あの時は苦しかったなあ、とか思える時が来るんだろうか。
例えば、菅田将暉の「さよならエレジー」とか、米津玄師の「Lemon」とか(アンナチュラル最高だった!)、WANIMAの「ヒューマン」とかね。ああ、平井堅の「ノンフィクション」も。まあ全部ドラマの主題歌というところが、"わたし"だな。
今日、図書館に行った時に、古い雑誌を読んでいて、星野源特集を掲載していた。星野源が自分の本の中で、『いつか1人じゃなかった、と思える日が来るのだろうか』と昔の自分が書いていたのを見て、『来るよ』と、(その当時の自分に)言ってあげたい、というようなことを書いていた、のを読んだ(ややこしいね)。
そう、そんな感じ。
今は辛いけど、必ずいまが過去になる。今の悩みが笑い話になる時がくるのかなあ・・・いまは分からないけど。
でも、どんどん時間は流れるのだ。生きている時間をどれだけ楽しい時間に出来るのかは、自分のこころ次第だし。悩みは全部自分の中で起こっていることだから。
テレビを消して、音楽を聴いてみよう。
あ、そういや、浜崎あゆみ、久しぶりに観た。ずいぶんビジュアルが変わったように感じました。時代の流れを感じました。
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つんく♂さんに聞く、人生は運ですか?
このあいだ、関西ローカルの番組に、つんく♂が出演していた。
病気を公表してから、ちゃんとテレビに出ているのを見るのは初めてかも。「ミヤネ屋」とか「徹子の部屋」とかいろいろ出ていたみたいだけど、知らなかった~~。
質問に、パソコン画面で返事をする。昔ならどうやって意思疎通をしていたんだろう。筆談になるのか。技術の進歩の恩恵を感じるなあ。
最近のつんく♂の功績としては、やはり近畿大学の入学式のプロデュースだろう。同校の卒業生でもあるつんく♂は、2014年から入学式のプロデュースを担当。奇しくもその年の3月に喉頭がんであることを公表している。だから、プロデュース一回目の入学式には出席していないんだとか。
でも、つんく♂がプロデュースをしてから近大の知名度も上がって、いまや志願者数日本一の大学になったんだから。
今回、つんく♂に質問。
「人生は運ですか?」
病気をする前に同じ質問をしたという、つんく♂と親しい司会者、角淳一。
その時は、『計画です』と答えていたつんく♂。
大病をしてから彼の考え方に変化があったのか・・・
「これ学生の祝辞でもいつも言うんですが、実際やはり計画出来るやつは勝つと思います。」
「脱線することも予測出来るやつは強いです。」
「病気も含めて、人生の計画に取り込んで僕も新たなる計画を立ててる途中って感じです。」
「でも・・・」
「運あるやつはいます。」
「芸能界に限らず、運も才能だと思います。」
また、作詞はどこからはじめたらいいか?という質問に。
「バンドもアマチュア時代がいちばん伸びます。」
「でも」
「プロでないなら」
「どんなことを書いても正解なので」
「怖がらず、人のことを気にせず」
「たくさん書くことです」
「誰かのために書くのではなく」
「自分のために書く」
「それが一番の近道だと思います」
「ぼくらプロは素人のそういうむきだしの作品が一番怖いです」
彼のひとことひとことが、病気をした前と後では、重みが違うような気がする。
いのちと引き換えに、一番大事なものを失ったけど、もう後ろを振り返るのを止めたのではないかな。常に今と前を向いて、計画的に人生を生きていくと決めたのではないかな。そこに行き着くまでの苦しみは彼にしか分からない・・・
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最終回目白押し
この3月で、長くレギュラーだった番組が最終回をむかえた。
「みなさんのおかげでした」に「めちゃイケ」、それに「おじゃMAP」も終わったね。
わたし、正直とんねるずはあんまり好きじゃないのです、昔から。
10代の頃、"夕焼けニャンニャン"が爆発的に人気だった、あの番組に出てる時から『この人たちは何なんだ!』て思ってた。若いし勢いあったし何か無茶苦茶なことやる、ちょっとカッコいい背高い、今までのお笑いとは違う雰囲気の人たち。けど、"面白い"とは違うなと思ってた。
"みなさん"でやってたコントも、ほとんどなにかのパロディだったし。人気のタレントや女優さんをゲストでよんで、一緒にコントしたり。そりゃ綺麗な女優さんが、普段やらないような変なコントしたらそれだけで面白い、斬新とか思うんじゃない。
ダウンタウンの松本が昔言ってた。
『パロディは比較的簡単に笑いが取れる。だから俺たちはあえてパロディはやらない。』
"みなさんの"のコーナーも、男気じゃんけんとか、芸人に高いものを買わせるやつとか、穴に落とすやつとか、なんか笑いと不快感がいっしょくたになるんだよね。
お前らが買えよ、とか思っちゃうし。
人をいじって笑いを取る、みたいな。気分悪いんだよね。じゃあ観るなって感じだけど。
"めちゃイケ"は観てたな〜〜。ナイナイは好きだったし。しかし最終回長かったな。見応えあったけど、長すぎない?
岡村が泣いてまじめに挨拶でしめた、と思ったら、まさかの、さんまの登場で、一気に"めちゃイケ"の雰囲気で終われたのが良かった。
さすが、さんまだよね。
"おじゃMAP"は、観ていて辛かった。
やっぱりSMAPという大きな看板があってこその慎吾だったのかな。こんなこと書くとファンの方に怒られそうだけど、下手したらジャニーズ抜けた3人は消えそうな心配がある。
今になって、改めてSMAPというグループというかブランドの凄さを感じてる。
今更だけど、なんで解散したんだよ〜〜ってなる。3人には頑張ってもらいたい。
後番組は何をやるのかな。
そうだ!
「あさイチ」の有働さんとイノッチも終わったんだ!最終日、声の出ない有働さんには笑ったけど、なんでこんな大事なときに・・
花束渡されて泣きながら挨拶、とか無くて、
次の華丸大吉がやりやすいように、
フツーの感じで終わったのが、ほんと良かった!有働さんはちょっとそういうのやりたそうだったけど、やっぱり似合わないよ。
4月、これからは出会いの季節。
気持ち切り替えて、わたしも外に出よう。
まずは娘の入学式だ。
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ワイドナショー、アカデミー賞辻一弘さんに学ぶべきこと
今回のゲスト、
第90回アカデミー賞で、日本人初となるメイクアップ&へアメイク賞を受賞した辻一弘さん。
受賞した映画は『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』。
主人公のチャーチルを演じたゲイリー・オールドマンを大変身させた。この映画のチャーチルを見たけど、ゲイリー・オールドマンと気付かなかったよ~~!それくらい素晴らしいメイクアップ。
ゲイリー・オールドマンといえば、『シド・アンド・ナンシー』とか『レオン』や『ハンニバル』なんかの、エキセントリックな役のイメージが強い。イヤ~~な悪役、後味の悪い役が多い、でもなんでか魅力的なんだよね。すごく好きな俳優さんのひとり。そういえば、『ハリー・ポッター』のシリウス・ブラックも彼だったな。
今回のアカデミー賞では、主演男優賞も受賞している。
で、辻さんのこと。
彼は、京都出身とのこと。高校生の頃、映画雑誌で、ディック・スミスによる特殊メイクでリンカーン大統領そっくりになった役者を見て衝撃を受けた。すぐにリンカーンの写真を取り寄せて、鏡を見ながら自分の顔をリンカーンそっくりにメイクし、それを写真に取り学校の先生に見せたところ、『お前すごいやないか!』となり・・・
その写真と手紙を、ディック・スミスに送ったところ、10日ほどして返事が返ってきた。メイクの勉強をするには、いい学校がない。だから独学で勉強するのがよい。そして自分でメイクした写真を(自分に)送ってくれたら指導してあげる、と。
そこから、徐々に仕事になりだして、1996年に単身渡米。
過去2回のアカデミー賞ノミネートされるも受賞ならず。
その後、俳優さん達のわがままや、スポンサーやディレクターの注文などに応えることに嫌気がさし、現代美術の分野に転向していた。
今回、ゲイリ-・オールドマンからオファーを受けて特殊メイクを担当し、今回の受賞となった。
彼が言うには、
成功するためには、
「人の言うことを聞くな」
「10年は続けろ」
だそうです。
人の言うことをいちいち聞いていたら、自分の本当にやりたいことが分からなくなる。
そして、最低10年は続けなさい。10年やってみないと分からない、と。
この言葉は、ず~~~んときた。
いつも中途半端で終わる自分には、重い言葉になっています。
この言葉は、娘にも伝えました。娘も「勉強になるなあ」と感銘を受けていた。
何事かを成し遂げる人って、信念だとか強い意思だとかもあると思うけど(もちろん才能も)、もっと単純で実は誰にでも出来ることをやり続けているのかもしれない。そして、それこそが、いちばん重要なことなのかも。
辻さんってきさくでいい人。めちゃくちゃ好感度上がってます。
そして、肌が綺麗なのよ。ツルツル。やはりメイクも上手なんだろか。
2020年の東京オリンピックの時に何か個展とかやるような計画ももう出ているとか。これからもっと活躍するのでしょうね。
**今回録画を忘れて自分の記憶のみで記事を書いてしまったので、微妙なニュアンス違いがあるかも、です。ご了承を願います。
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